灰色の脳細胞、じゃなく紫の細胞核
前頁にあるような細胞模式図を再現するには、細胞質基質となる寒天を何回かに分けて流し込むのがいいだろう。流し込むたびに構造物を配置して、立体感を出すのだ。
ということはまず、構造物となる核や葉緑体やらを先に作らねばならないだろう。
その興奮が今、ここに…という文脈にしたいわけだが、何せ餡から何から一から作るのが初めてなので、楽しむよりも試行錯誤の時間のほうが長い。その試行錯誤の果てには、紫色の細胞核が待っているのだ。