なにがいいたいのかというと、要するに高身長の方々にいいようのないコンプレックスをぼくは持ち続けてきた。しかし、高輪橋架道橋のもとでは事情がちがう。ここでは低身長こそが覇者なのだ、ということだ。
さらになにがすばらしいって、この高輪橋架道橋、ごらんの通り天井高がぴったりぼくの身長と同じなのだ。
ここ高輪橋架道橋世界において高身長の者には、腰をかがめて一生を送らざるをえないという淘汰圧がはたらき、何世代か後には165cmがもっとも高身長ということになるだろう。
ああ、このままここから出たくない。世界中が高輪橋架道橋の下になってしまえばいいのに! |