ミントで感じる冷たさは、実際の冷たさではない。そもそも最初から解っていたことだけれども、この「水の冷たさ」に敏感になってきたいまでは、「ミントの清涼感」と「水の温度」が全く別物のように感じられる。
なんというか、このミントの清涼感を温度で表すことってものすごく文学的な(つまり遠い)たとえなんじゃないか、という気がしてきた。
ワインの味の表現のことを「濡れた犬の臭い」とか「土の臭い」とかそういう風に例えることってあるだろう。ミントの清涼感を温度で表現することも、これに類すると思う。
そんなことを考えつつも一応温度を出してみる。このくらいだろうか。 |