北海道産の東京限定メニュー（ほんのり屋・東京駅）

東京駅には「ほんのり屋」（この記事の一番最初に出てきた店）もあって、ここでしか食べられない！という限定品を出していた。

このつぶ貝、メニューの札をよく見ると（北海道産）とか書いてある。なにがどうして東京駅限定なんだか解らないけれどこれも食べてみる必要があるだろう。

なんだろう、これは。「おにぎりだけじゃなくてお味噌汁もセットで注文しなよ」という店側からのメッセージなのか。そんな圧力には屈しません。

そして食べ始めると…

うーん、つぶ貝、ちょっとおにぎりの具には不向きなんじゃないのか。でも変わった物を食べられたからまあ良いか。

そして先に具を食べてしまうと、残りは真っ白なおむすびな訳で、やっぱり味噌汁でも注文しとけば良かったのかもしれない。

新宿のおにぎりはバライティ豊か
（おだむすび・新宿）

ここではちょっと変わったおにぎりを見つけることができた。「カレー」だ。

「カレー」「天むす」ともに、おにぎりにあまりない油っこい味で嬉しい。さっきの「ニックンロール」と同じように、肉とか油とかが出てくると、やっぱりわくわくしてしまうのだ。

おにぎり業界は、油っこいニーズにもっと応えてくれても良いと思う。

ごはん＋生ものと言えば「寿司」が真っ先に思いつくが、こんな風におにぎりになっているのも嬉しい。お弁当では持ち歩けない、おにぎり専門店ならではの食材だ。

ところで、おにぎり３個を、一気に食べると意外とお腹いっぱいになる。正直なところ「小さくて高くて割高」って印象があったのだが、お米はお腹にたまるのだ。この３個の組み合わせで640円なら、食事としてもそこそこのコストパフォーマンスという気がする。

とにかくオカカ押し
（BARBARA PORTABLE・新宿）

最後はJR新宿駅のの南口の方にある「BARBARA PORTABLE」。おにぎりの他に総菜やスパゲッティーなんかも売っていて、おにぎり屋というよりは、カフェかもしれない。

ここのお店の金額上位おにぎりからはこの二つを選んでみた。「カマンベールおかか」（230円）「スパムおかか」（230円）

そう、なんでかわからないけれど、おかか押しのお店なのだ。

一緒にいるのに混ざっていない。それってこの「新宿にいる人たち」っていう表現だったりするのだろうか。そして、なぜそれをおかかで表現する？食べ進むごとに悩ましい。

なお、ご飯の塩っけがちょうどいいのと、海苔がパリっとしているのとで、おにぎり自体はわりと真っ当においしかったです。