時系列でちょっとだけ見てみよう
はやぶさが出発したのは2003年5月、上の地図だと地球が南新宿駅の近くにあるときに、地球の進む向きにそって代々木駅のほうに出発。大事なのは地球もイトカワもはやぶさもみんな反時計周りに進んでることだ。
そこから一年間はだいたい地球にそって、東京医大や新宿区役所のあたりを通って進み、一年後にふたたび地球と代々木で出会い、スイングバイでイトカワの軌道へジャンプ。
そのまま、イトカワに沿って太陽を一周し、2005年11月にやっぱり南新宿のあたりでイトカワに着陸したのだった。ちなみにイトカワの大きさはこの縮尺だと1000分の1ミリくらいだ。新宿を一周してそんなケシツブみたいなものに着陸するって相当すごくないか?と思う。
その間の速さは、たとえば地球にそって進んでるときを考えると時速50センチくらい。超ゆっくりだ(ほんとはその2億倍早いけど)。
なにはともあれ、はやぶささん、そして開発・運用にあたったみなさん、本当におつかれさまでした。 |