この坂、上り?下り?
上り坂に見えるのに、実際には下っている。そんな錯覚をひきおこす坂のことを「お化け坂」という。
今回はそんなお化け坂を自作します。
(安藤 昌教)
「お化け坂」とは
「お化け坂」とか「ゆうれい坂」と呼ばれる坂は全国に何カ所かあるようだ。周りの景色などの条件によって、実際には上っているのに下って見えたり、あるいはその逆だったりと、つまり傾斜が逆転して見える坂のこと。デイリーでもかつて長崎の幽霊坂を紹介している(長崎の幽霊坂)。
たとえば下に紹介する坂、上っているように見えるが実際にはどうなのだろう。空き缶を転がしてみた。
どうみても上り坂に見えるのだが、空き缶を置いてみるとコロコロと坂を上っていくだろう。
そう、この坂、実は上り坂なのだ。
は?
上り坂なのは見ればわかるが、ならばなぜ空き缶が上っていくのか。坂がおかしいのか、僕たちの目がおかしいのか。
空き缶がおかしいのだ。棒出てるし。
ここまででほぼやりたいことはやり終えたのだが、あとは夏の自由研究に困っている子供たちのために、坂を上る空き缶の作り方をいちおう紹介したいと思います。