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はっけんの水曜日
 
小悪魔的デカ目を作りたい


 

ギャルの世界では、とにかく目がデカイ=正義とされているようです。そのため、ギャル向けの雑誌では毎号のようにいかに目をデカく見せるか、という特集記事が掲載されています。

それほどまでにギャルを夢中にさせる「デカ目」の世界、ちょっと興味ありませんか? ボクはものすごーくあります。……別に女装したいわけじゃないですが。

(絵と文:北村ヂン



なんだかすごい『小悪魔ageha』

コンビニに寄ると、特に欲しい本がなくてもとりあえずのぞいてしまう雑誌コーナー。漫画雑誌からエロ本、ファッション誌、経済誌、あと「フリーメイソン」やら「宇宙人」「芸能界の裏」と、非常にアヤシイ題名をつけられたコンビニ本など、色んな本があって楽しいですよね。

その中でも、ひときわハデなデザインで異様な存在感を放っているのがこの雑誌『小悪魔ageha』。

ロゴがキラキラしすぎてて、もはや雑誌名が読み取れなくなっているという……それでいながらパッと見ただけで『小悪魔ageha』と一発で判別できる超個性的なデザインというのはスゴイです。

この『小悪魔ageha』、いわゆる“渋谷系お姉ギャル”に向けたファッション誌ということで、ボクとは文化圏が明らかに違う世界なのですが(おそらくデイリーポータルZの読者層ともかぶってないでしょうな)、あまりにも未知のジャンル過ぎて逆に興味がわいて、時々買っちゃうんですよね。

読んでみると、普段だったら絶対に出会わないであろう人たちの生態がギッシリつまってて、なかなか面白いですよ。


中身がまたキラッキラのピカピカ! 目が疲れそう

こんなダークな見出しにまでキラキラのエフェクトが……徹底してます

背表紙に書かれた売り文句もまたキョーレツなんです!

「今年も私たちの頭は、盛りという偽造を、巻きという魔法を必要としています!!!」
「地球初・将来的に宇宙で使えそうなヘアアレンジを今から研究してみました」
「世界初!! 見るだけでヤセる本」
「今日からひとりで盛り盛り大辞典付き!!」
「私たちが覚えたいのは英語よりも歴史よりも巻き髪!!!」

出版不況とやらであまり元気のないこの業界で、こんなにパワフルな雑誌、他にないですよ!


こんな髪型が紹介されています

さて、そんな『小悪魔ageha』で“盛り髪”“巻き髪”と並んで頻繁に特集されているのが“デカ目”。

要は、いかに“目”を大きく見せるか、という特集です。



確かに、ギャル系の人たちのファッションにおいては、ゴージャス感あふれる髪型とともに、バッチバチにメイクを決めたデカイ目というのは欠かせないという感じがします。

それではどのようにデカ目を作るのかといいますと、


ま、こういう映画があるんですよ

映画『時計じかけのオレンジ』の拷問のような感じでムリヤリ目をデカくするのかなー……と思いきや、当然そんなことはなく(ギャルたちがみんなこの器具つけてる姿は見てみたいですが)、メイクのテクニックで目をデカく見せる、ということなのですが、そのメイクっぷりがなかなかすごいのです。

「つけまつげで目のデカさ2.1倍!」とばかりにモサッと生えたまつげ。こんな狭い範囲にこれほど毛穴があったとしたら……と思うとゾクゾクきちゃうくらい剛毛です。

デカ目メイクの特徴は、アイライナーで縁取られているのが白目よりもかなり外側だということ。要は「黒で囲んである部分全体が目ってことだかんな」ということなんでしょう。

アップだと、メイクずれてる的な感じがしますが、遠くから見るとこういう大きさの目に見えるんでしょうね。

こちらは「カワイイたれ目になりたい」ということで、かなりググッと斜め下方向に縁取られています。ここまでくると元の目の大きさや形なんてほとんど関係ないですよね。

このように『小悪魔ageha』には、モデルさんの目元をアップにした写真をガーンと載っけて、「コレを参考にメイクしてね」みたいなページが沢山あるのですが、ボクがアマゾンの中古で買った号は、このように目の部分がくり抜かれていました。

切り取った本を売るなよ! そしてアマゾンもチェックしようよ! でも、切り取って参考にするくらい熱心に研究してるってことなんですかね?

それほどまでにギャルの人たちが命をかけて取り組んでいる「デカ目」。ボクも興味が湧いてきましたよ!

……ということで、今回はボクも『小悪魔ageha』的なデカ目になってみたいと思います。


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