レンガならいいってもんじゃない、ってことだな!
こんかいぼくがいちばん気に入った(つまりグランプリ)閘門は、レンガのイケメンじゃなくて、これ。
えっ?ここ入れるの?ってぐらい低くて狭いゲートに向かう。
グランプリに選ばれた理由は3つあって、ひとつはこのこじんまりさ。
やっぱり大きいのもいいけど、こういうかわいらしいのがいいよねー。身長高ければかっこいい、ってもんじゃないよねー。ねー。
2つめは、なんと、この水位調整、ポンプ使ってない!ってこと。
どうやってるのかというと、入ってきた門閉めたら、先の門をあけちゃう!水位違うのでとうぜんごうごうと水が流れていく!ワイルド!
この野趣あふれる水位調整(調整なのかこれ?)は、このこじんまりだからできる手法だろう。これにはびっくりした。
そして満場一致で「すごい!こりゃあグランプリだ!」と審査員(だれそれ)の度肝を抜いたのは、ゲートを開け閉めする方法。
じつは、いままでご紹介した閘門は、すべて船頭さんが行っていました。
で、このこじんまりなグランプリ作品はどういうスイッチだったのかというと!
船頭さんがとちゅう、きゅうに携帯電話でどこかに電話したなー、と思ったら、このおばあちゃんに連絡していたのでした!
つまりこの閘門操作はこの方に全権がゆだねられているわけだ!おばあちゃんが旅行とか出かけたらこの閘門は通れなくなるのか!?(たぶんそんなことない)
のどかな風景にこじんまりした閘門、実にそれに似合ったオペレーション体制だと思った。すてき。
利根川、おすすめです
さて、今回のこの利根川のクルーズは、いぜん書いた「高速道路フォントめぐり」という記事で、主人公の赤塚さんとともに同行した@ta_ono さんの企画によるもの。twitterで「いっしょにいきませんかー」と募集があったので参加したしだい。ありがとうございました!またみんなでいくことがあるかもしれないので、興味ある方はフォローするといいと思います。