切り札
さあ、何の進展もないまま、いよいよこの記事は最終ページを迎える。はたして、向かう先はどこであろうか。
動!物!園!
…しょうがないよね、もういくら探しても見つかる気がしないもん。
ということで、確実にコウモリをみるべく、今日は動物園にやってまいりました!キャッハー!楽しみー!(ひらきなおり)
ついに出会えた!
パンフレットを見てみると、夜の森というところにコウモリはいるようだ。
ここが夜の森
そしてコウモリ!
うおー、すごい!ガラスの向こうに無数のコウモリが飛び回っている!
っていまいち伝わってないのは例によって写真に写らないからだと思いますが、やっぱり飛んでるコウモリはここでもうまく撮れませんでした。しかし本当の目的はそれではない。今回やっと出会えた、そして写真にもちゃんと収めることができたこの光景をごらんいただきます!
やっと出会えた!コウモリ!ほんとに逆さにぶら下がってる!
毎晩、高速で空を飛びまわっていたコウモリたちは、こんなネズミみたいな顔をしていたんですね。
無防備な感じで網にブラーンと
換気ダクトにすごいいっぱい集まってた
枝にもぶら下がってます。下向いてる
ここにも4匹ほど
いやーかわいい。黒目がちの目といい、小さくたたまれた翼といい、小さな耳をピクピクしているところも、枝にぶら下がってブラブラ小さく揺れるしぐさも、申し分なくかわいい。そして、なによりこの3日間ずっと追いかけてたものにやっと会えたという、この思い入れでますますかわいい!
感動に浸っているうちに、コウモリはご飯タイムに突入。
飼育員さんがやってきた
枝に刺されたりんごに食らいつく!
こっちは取り合い。えさはりんご、オレンジ、バナナ、キウイなどでした
地面に落ちたりんごに5匹くらい集まってきて毛玉状態に
吸うイメージでしたがかじりつくんですね
独り占め
大興奮でシャッターを押し捲っていたらいつのまにか1時間以上たっていた。
そんなわけで、動物園に来たらいとも簡単にコウモリを満喫することができた。そりゃそうだよな、動物を見る専用の施設だし。
持つべきものは専用の施設ですね。施設、すごい。
まだあきらめたわけじゃありません
あのコウモリはデマレルーセットオオコウモリという種類だそうで、僕が追っかけていたアブラコウモリ(イエコウモリ)とは違う種類。そういう意味では僕が本当に見たかったこうもりはまだ見られていないのだ。
そして、僕も不甲斐ない結末に満足しているわけではない。
もうすぐ冬が近づいてくるとコウモリたちは冬眠に入るようですが、また来年、必ずリベンジ企画をしたいと思います。