アイスの当たりくじ、「アタ…」に油断するな

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はっけんの水曜日

○○拳、もしくはどっかに足の小指ぶつけた感じ

おっ！

おほ！これは！

やったー当たり…ん？何か違う。

アタタ？安達太良（アダタラ山）？

「アタタタタタタ」、かー…。

江戸っ子アイス

やった、当たりだ！

「当たり棒？」

あたぼうよ！って何がだ。

受験用の知識でしかないのだが

やった、当たりだ！

え、無し？

キリスト教の一派かー。

ロックなアイス

やった、当たりだ！

値？！

あんた、あたいの何なのさ。

朗々と読み上げたい

やった、当たりだ！

アタ、アタッカーYOU？

勧進帳、ですかな。

むしろ貴重

やった、当たりだ！

急にＱ数落ちた！

「与えられた数より小さい素数の個数について」。ドイツの数学者・リーマンが1859年に発表した論文のタイトルである。後世に多大な影響を及ぼしたという。

見なくなって久しい

やった、当たりだ！

と思ったらアダチ、さあどのアダチだ。ミツルかユミってとこだろう。

ユミ、想定内ではある。

と思ったら母だったでござる。

いきなり場所は変わって、「あぢー、あぢー」

こういうときは、アイスをだな。

当たりくじ付きではあるが、もう大人なので特に気にかけずにいただくわけだな。

…などと無心に食べ進めば、「アタ」（当たり）の文字。

うーん、もう一本。イヤッホウ！

もう知らない人のほうが多いんじゃないか。

「－－－－－－」終了音。

このように、少しくらい焼印が見えたからといって、油断してはならないのだ。すっかり頭の温まってしまったこの季節、くじ付きアイスにはことさらに注意深く臨んで欲しい。

それにしても本当の当たりが1個も出なかったのだ。

最後は一人寸劇になってしまった。他の人に食べさせて様子を伺うこともしたかったような気もするが、全文出現したあとの場の空気を想像して戦慄した。でもコテでアイスの棒に字を書くのは楽しかったので、またやってみた現代の木簡感覚である。次はやっぱり般若心経あたりだろうか。

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