柱が気になる。 特に同じ柱がずらっと一列に並んでいるのが気になる。どこかというと、電車の駅だ。 移動中についしげしげと観察してしまうので、まとめて一気に集めてみることにした。
(田村美葉)
一種の職業病というやつです
高架橋脚ファンクラブ(https://www.kyokyaku.com/ )という、柱は柱でも高架下の柱を愛好するという謎の会が昨年発足したのだが、何を隠そう私はその会長を務めている。いや、高架橋脚ファンクラブは、れっきとしたただの仲良しクラブであり、全然職業ではないのだが、会長を務めて1年、柱が並んでいると、つい、すわ橋脚!と思ってしまう癖がついてしまった。やっかいなことである。 橋脚が並んでいるとかっこいいことは、こちらや、こちらで紹介させてもらったが、最近は、橋脚じゃない柱が並んでいても、なんだかうっとりとしてしまうのだ。
なんのためにあるのか知らないのだが、橋脚にも駅の柱にも、1本1本、番号が振られていることが多い。日本人は柱が並んでいるのを見ると、番号つけたくなっちゃうみたいなのだ。そして私は、柱が並んでいるのを見ると、ひとつひとつ観察してみたくなっちゃう。
働きっぷりがかっこいい
駅の柱は働き者だ。いや世の中のすべての柱が、なにかしら働いているわけであるが、駅の柱にはおそろしくいろんなものがくっついている。
枝分かれっぷりがかっこいい
駅の柱は華奢で華麗だ。特に、山手線の長いホームの場合、はしに行けば行くほど細い。屋根を支える枝の形も、駅ごとに実にさまざまだ。
がっしりタイプもかっこいい
いっぽうで、新宿、池袋などのビッグな駅には、がっしりした柱が多く、これはこれでまたかっこいい。
山手線 駅の柱ムービー なにかと山手線を一周しがちな当サイトであるが、私もやっぱり一周して、やっぱり動画にしてみたのでご覧いただきたい。 でてくるの柱ばっかりだけど。