編むのは結構得意です
芋がらは三つ編みにして紐状にすることにしました。2つを寄り合わせるだけでは強度が出せないと思われるし、編むのも簡単なので。
2本の間に残りの1本を重ねて編み続けること約10分。3本の芋がらから1本の芋がら縄の原型が出来ました。
編みあがった物は、何も言われなければ普通に縄として通用しそうな見た目となりました。とにかくこれを調理してみましょう。
水で戻した物を柔らかくなるまで煮てアクをとるところは通常の芋がらと同様です。編まれている為か、通常の物ほど膨らみません。煮あがって色が変わりちょっとグロテスク。
続いて味噌で煮込みます。
火を点けたり消したりしながら煮込むことおよそ30分。味噌汁を作るには長すぎる加熱時間。このぐらいやれば芋がら縄にも味が染みたでしょう。煮あがって取り出したものがこちら。
味噌で煮る前よりも茶色くなったというか、黒ずんだというのか。形状が変わらないのでより昆虫的な感じが増しました。特に食べる事が出来なくなるような処理はしてないので問題は無いはずなのに、やや心配になります。
いや、昆虫は食べられるから大丈夫か。大丈夫なのか?
続いて乾燥工程。それが終われば芋がら縄完成です。