ここまで書けば賢明な読者はもうわかってしまったかもしれないが、糸の先についたハンガーを持って泳いでもらい、マグロ釣り気分を味わおうという魂胆だ。
金太郎でいうところの「クマにまがたりお馬の稽古」みたいなソリューションである。マリーのアンちゃんだったら「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」っていうやつですか。
このマグロ役をやらされているニフティ社員の山田さんは私も参加している「 つり」の担当者で、当サイトとは無関係だが水産大学出身で魚に詳しいので適任だ。
「シュノーケルでもやりましょう」といって呼びだしたのだが、来る途中にバイクのバッテリーがあがってしまい、250キロもあるバイクを近くのイエローハットまで押してきたそうで、釣られる前から水面まで上がってきた深海魚みたいにぐったりしていた。 |