最近、どうも体がなまっている。年のせいもあるだろうが、普段机に向かいっぱなし、部屋にこもりっきりで仕事をし、運動も不足しているので、どうも体がすっきりしない。
せめて寝具を変えて、寝ている間の体のストレスを軽減しようと試みたりしているが、あと一歩なのである。その一歩とは、「寝ているときの腕や足の納まり」だ。つまり、通常「抱き枕」があれば解消される一歩だ。
ごたくはこのくらいにして、皆様におかれましては右の写真をいぶかしみながら、本文に移っていただきたい。
(乙幡 啓子)
かわいいを全力で拒否
やさぐれても仕方がないが、こういう抱き枕があったらいいな、とは思うのだ。
そう、龍に乗って空を飛んでいるかのような・・・我々の世代なら、主に「まんが日本昔ばなし」のあのオープニングアニメーションから刷り込まれたビジュアルである。もしくはネバーエンディングストーリーだ。いずれにしても古い。
年のせいで体がなまったとか言っておいて、遠くを見るような目で「龍に乗って空を・・・」もないもんだが、心は少年少女、ぜひひとつ作ってみたいではないか。そして龍に乗った夢を見て、疼痛を吹き飛ばしたい。
抱き枕なんだから、本当は1mくらいだって良さそうなのだが、やはりあのアニメの長〜い龍のイメージで作りたいのだ。