竿は使い易い訳じゃない
三連休の最終日、海釣り公園にやってきた。よし、釣るぞ。芋で魚を釣ってやる。と、その前にまずは通常の釣り竿を使ってみて、使い心地を確かめる。
今回はサビキという最も魚が釣れやすいという方法で釣っていたのだが、この釣り方は頻繁にエサを補充する必要があるのに、竿が長すぎてエサの補充がままならない。
「この竿、この釣り方に合ってないんじゃない?」と聞くと「ちゃんと専用の竿買ってきたんですよ!ほら、書いてるでしょ!」 と、怒られた。うん、合ってるわ。凄く釣りやすい。
通常の竿
釣りやすさ:☆☆☆ 軽さ:☆☆☆ 特徴:折りたたんだり出来る。エサ入れづらい気がするけどそんなことない。
これを基準に他の物を比べていきたいと思う。
サツマイモだと糸が出ない
まず芋と言えばのサツマイモ。竿としての性能はどうなのか。
リールの仕組みとして上の方向に引っ張ったら糸が出るように なっているが、横方向だと糸が出ない。芋の長さが足りず、糸を通すところがあっても縦方向に糸が出せない。
仕方がない、ならば手作業だ。針を垂らして、糸を手作業で少しずつ出していく。「それ、手でやってるのと変わらないんじゃない?」と、言われたが、巻く時は普通の竿のように巻けるから違うの!
サツマイモは短い
糸が出ない。その他にもサツマイモの短さには欠点があった。
この釣り場は柵があるために海面まで少し距離がある。他の竿ならば問題のない距離なのだが、サツマイモにとっては非常に厳しい距離だ。
サツマイモの短さを補うために前に乗り出し、柵で体を支える。 鉄棒にのっかって焼き芋食べてる小学5年生っぽいが、これがベストな体勢だ。サツマイモ釣り選手権があったら参加者みんなこの体勢だ、間違いない。
体勢も決まり、手で糸を出すのも慣れてきた。サツマイモ竿の力を見せる!って所で、糸が切れた。
時間がない、釣らなけれ…アイス美味い。
サツマイモ
釣れた数:0匹 釣りやすさ:☆ 軽さ:☆☆ 特徴:糸が出ない。短いので海面に届かない。 いつでも焼き芋持ってる食いしん坊に見える。