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フェティッシュの火曜日
 
千葉の奥地にタイがあった


伝統儀式ですが、ほぼ食べ物の内容になりました。

成田の近くに、タイのお寺の別院がある。
ここが、日本である事を忘れてしまうくらいタイなのだ。
ちょうどお祭り(儀式)だったので、その模様をお伝えします。

ほそいあや



畑の中にあるタイ国

お寺の名前は「ワットパクナム 日本別院」。タイに本院がある。
ある日曜日、お昼からの説法を聞きにいこうとふらりと行ってみた。


ポっと国旗が現れる。
あれは!

田園風景の中を歩いていたらタイに来ちゃった。

思ったより(失礼)、立派なお堂がある。

 

様子がおかしい

駐車場に車をとめた時から、なんでこんなに人がいるのだろうと不思議に思っていたのだが、正門から入るとすごい事になっていた。


人数がはんぱない。よくわからないけどお祭りのようだ。

入り口でタイスタイルの袋ジュースが売られていた。買おうとすると、みんなお金を払っていない。
これ、もらえるのか。

みんな勝手に取ってく。

 

ゴハンがすべて無料

寺院内は食べ物のブースで満たされ、タイフェスさながらの熱気だった。驚いたことに、お金を払っている人がいない。ブースの前を通り過ぎると、ドウゾと差し出される。なにこれ。新しいタイプの炊き出し?


入ってすぐうずらの目玉焼きを手渡される。
え、じゃあいただきます!
本格的なソムタムが!現地で食べられなかったサワガニを入れてもらう。
しかしこれが「食べ物ってここまで辛くなるのか」というレベルの激辛だった。やっぱりここはタイだ。
パッタイも取り放題。夢の世界だ。
肉のせご飯。すでに腹がふくれつつある。
豚と鶏を同時に焼いている。タイ人には鶏のほうがやや人気らしい。
もち米も用意されている。

一体これはどういうことか

なぜタイ飯が無料で振る舞われるのか。そんな事をつぶやきながら歩いていたら、この寺の専属カメラマンの方の耳に私たちの会話が入ったらしく、色々と教えてくださった。


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