キャビアのよさは稀少価値だ!
キャビアを作るのには10年くらいチョウザメを育てないといけないそうで「割りに合わない」と東条さんは言う。
「キャビアといえばどんな味?しょっぱいな、って思うでしょ。日本に入ってくるものは長期保存するために塩分がきついんだよね。」
はあ、たしかに結婚式なんかでしかお目にかかれないほど貴重なんだけど、味の思い出はゼロ。
「よく料理番組とかでキャビアを使ってるじゃない。あれはナンセンスだね。皮が薄いから熱処理したらすぐ破ける。だからキャビアはそのまま食べるのが一番。
キャビアといえばクラッカーってみんなよく言うけど、あれも砕け散って埋没しちゃうからね。それだったらパンがいいと思うよ。洒落てるんじゃないかね。」
はいはい。パンがいいそーです。いいから早く食わせて!
「人に言うときにはミルクの味って言ったりもするけれど。うん、まあそうだよね、魚卵の味だよね。僕なんかはからすみが好きだけれど、いくらとかさ、ああいう系統の味。」
からすみとキャビアだったら「からすみだね」と言い切っていた東条さんは、キャビアについて「稀少価値のものじゃないかな」と切り捨てた。
とすると、この話の流れは肉の方がうまいってこと?お肉を食べる流れですか? |