デイリーポータルZロゴ
このサイトについて
イッツコムロゴ


はっけんの水曜日
 
竹田城跡におもろいタクシーで行った


この石段の向こうに…

日本一低い山と称する場所に行って最近記事を書いたが、他にどうしても寄ってみたいところがあったのだ。それは竹田城跡である。

のっけから自分の記事そっちのけでどうかとも思うが、画像検索でその物凄さを確認してほしい。

ほら、すごい。これは行かなきゃ、と思うでしょう。まさに“日本のマチュピチュ”、天空の城だ。

這うようにして行ってきました。

乙幡 啓子



知らない電車は楽しいな

以前ネットかテレビかで竹田城跡を初めて見たとき、ここは日本かと疑った。ほえぇー!と、声がもれた。自分は城マニアではないのだが、ぜひその場所に実際に立たなければ、体感してみなければと胸に誓った。それから幾星霜(そんなには経ってない)。

ちょうど四国方面に向かう取材があったので、しめたとばかりに旅程を組んだ。


話は御山登山後の高松に戻ります。高松駅。
特撮ヒーロー顔の快速マリンライナーで、とりあえず岡山へ。

瀬戸内海よ、ひとまずさようなら。
姫路駅で播但線に。

城跡の所在地は、兵庫県朝来(あさご)市。前の取材地・高松から岡山へ戻り、乗り換えて姫路へ。そこから播但線で朝来市の和田山という駅に向かう(名前そのままの竹田駅もあるが、宿が和田山だったので)。所要時間は5時間、なかなかにかかる。加えて土地鑑もないので、乗り換え案内の電子的命令に従い、粛々と行程を進むのみだ。でもそれがまた、知らない土地では快感でもある。

途中、寺前というところで乗り継ぎ。車椅子用だろうか?ホームが特殊な構造。
そこへ来た気動車のシルバーシート。ヴィトンかと思った。

姫路から40数分で寺前駅へ着き、そこで閑散とした車両に乗り継ぐ。外の景色はもう薄暗くてよくわからないがなんだか寂しげな雰囲気。姫路〜寺前と同じくらいの時間をかけ、和田山駅に着いた。

この時点で何も食べてなく、「有人駅みたいだし駅前になんかあるだろ」と高をくくっていたら、見事に裏切られた。どっ・・・こもやってない。コンビニも駅売店もない。小さな商店街みたいなものもあって赤ちょうちん1つ灯っていたが、翌日はたぶん早く宿を出ることになるだろうからやめとこう。そうでなくても入りづらいけど。

宿から駅まで送迎いたします、とのことだったので、宿に連絡して迎えに来てもらう。バンに乗ってやってきたおじさんに「竹田城の雲海、明日はどうですかね」と聞いたら「うーん、日本海側で雨降っとるから、どうだろねー」と返される。小さい不安が積もって山となるのを感じた。


今日の宿。「立雲」とはこりゃ縁起がいい(「立雲峡」という地名である、念のため)。
遅い時間だったが宿直営のレストランはまだやってた。但馬牛すじ丼で明日に備える!

つぎへ >
 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ
個人情報保護ポリシー
©its communications Inc. All rights reserved.