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フェティッシュの火曜日
 
「赤ちゃんを爆笑させる方法」を大人でためす

爆笑させる方法「レモンをなめさせる」

赤ちゃんにはじめてのレモンをなめさせる。びっくりして笑う。


赤ちゃんにレモンをなめさせる爆笑方法(youtubeの「lemon baby」検索結果→こちら

海外赤ちゃんギャグ「Lemon Baby」

アメリカの友達に教えてもらったんです。『Lemon Baby』ってね、定番なんですよ。youtubeでたくさん出てきますから。

――ああ、かわいいですね(笑)。

笑うでしょ?笑うでしょ?これね、おじいちゃんとか孫とかで初めての食事会とかのときにやると全員爆笑します。

――でもこれ、大人にやると受けなかったんです…


受けなかった時の写真がこちら
レモンを持つ手に舌の感覚が伝わってくる

すっぱい顔をするおっさん。ううん、誰も悪くない。悪くないんだよ。

赤ちゃんのツボは意外性

あー、大人でも初めてのもの食べたりすると顔が止まったりするでしょ?

そういうのが赤ちゃんはいっぱいある。意外性がおもしろいんでしょうね。

――すいません、文字通りにレモンやってしまいました

アレンジしないとね。何か初めての味のものだったらよかったのに。

ベビーギャグのキーワードとして「意外性」が出てきた。そうだ、何もレモンじゃなくても、まだ食べたことない発酵食品とかにしておけばよかった。

当サイトではホンオフェを食べる記事があったりするが、本質は同じことなんだろう。(ホンオフェ記事はこちら


爆笑させる方法「腹筋をしてるとこを見せる」

赤ちゃんは何で笑うかさっぱりわからない、という話。岡部さん家は腹筋やってるところがツボだったらしい。


「どうですか?大北さん」はい、どうしてこんなことになっちゃったんでしたっけ?
これくらいリラックスして見れば…うん、やっぱり笑えはしないですね。

風が吹けば笑う

意外といえば、赤ちゃんって風とかでもびっくりしたら笑いますよね。スーッてくるだけで笑っちゃう。

――ああ、うちわのやつ載ってましたね、大人でもやりましたよ。


爆笑させる方法「うちわで風を当てる」

ちなみに赤ちゃんってフーッと息をふきかけると、スーっと息を吸って、その後笑ったりする。これは反射なんだそうだ。


大人にはおどろくほど効果がなかった「うちわで顔に風を当てる」実験。
当然だ。おっさんを涼しくしただけだもの。

大人も子供も未知なることがおもしろい

――大人はやっぱり笑わなかったですね

そうですよね…まあ慣れてるからね。

赤ちゃんは未知なることがいっぱいあるから、笑いのツボがいっぱいある。僕達は色々知ってるからね。

ギャグとかそうでしょ?コマネチとか見慣れるとおもしろくないけど、なんだこれ?っていうときはおもしろい。

確かにそうだ。大人も子供も「新鮮だと感じること」=「意外性」は笑わせる方の第一条件なのかも。

だとしたら、大人はあまりにも「知りすぎている」のではないだろうか?実際、大体のベビーギャグを私たちは知っていたのだ。


爆笑させる方法 「プチプチで遊ばせる」

プチプチして遊ばせる。後期赤ちゃん用か。

「プチプチをつぶさせる」の静かな時間。猿に棒を渡してバナナをとらせるのと同じような時間だろう。

爆笑させる方法「鼻と口の間に箸を挟み落とす」

箸でもペンでも。タコみたいな口になる。

これも「…知ってるな」という気持ちに始まり、ペンが落ちて「知ってたな」という気持ちで終わる。

やっぱり大人は知りすぎている

――たとえばここに載ってる鼻から鉛筆を落とすやつも「知ってるなという気持ちが強かったです。

でもそれも小学生くらいのときはおもしろかったでしょ?

――そうですね、小学生のころはあれでケラケラ笑ってた気がします。今やったらそれがですね…岡部さん、今ちょっとやってみましょうか?

え?あ、いやいやいや…


当然だが初対面である。西村さんは意外と勇敢だ。
「あ、でもちょっとおもしろいかもしれない…」そしてこれは大人のうそだ!

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