撮影していたら妻が「子供がおたふくかぜになった」と言って起きてきた。子供は熱があるようで、薬を飲んですぐに寝た。どうやら地球儀バラしたことには気づいていない様子だった。すこしほっとした自分は父としてどうなのかと反省した。いかん、我にかえる前にはやく終わらせよう。
ではいよいよ本題、月食を再現してみたい。
地球と月の直径を同じ比率で縮小した分、本当は二つの位置関係も同じ割合で縮小したかったのだが、そうなると地球儀と月とを8メートルくらい離す必要があることがわかった。
残念ながらうちはそんなに広くないし、なにより太陽代わりのライトがそこまで届かない。太陽のすごさと宇宙の壮大なスケールを感じる瞬間である(あとうちの狭さと)。
いろいろ妥協した結果、下のようなレイアウトとなった。かなりの接近戦だ。正確な比率で作った月の直径が悲鳴をあげている。
なにはともあれ、さあ、月食が始まるぜよ。 |