特殊な趣味の持ち主たちとはいえ、やはり我々は大人なので、大人の事情的な「ままならなさ」に惹かれた。
本ページ一番上のパイプの階段などは、どうしても丸ノ内線をくぐらなきゃならないので、数段だけ下がってまた上がる、いわゆる「行って来い」な状態になってる。
こういう「地下ならではの何かをよけたため不思議なことになっている」っていうのはほんとうにおもしろい。
それからすると、上のような浮かれた奇妙なものにはあまりぐっとこない。いや、まあこれも「予算を使い切る」とかいう大人の事情なんだろうけど。でもねえ。やっぱりそういう「ソフトな大人の事情」より「ハードな大人の事情」のほうが見つけたときの喜びが大きいよね。 |