ジェネレーターができた
バージョンアップしたと聞けばまっさきに「あの90's個人ホームページ風のデザインが新しくなったのか!」
と思ってしまうが、そうではない。我々は今もステイ90'sで、時空の狭間をさまよっている。
今回新しくなったのはこれである。
「雄叫びジェネレーター」
ジェネレーターは誰でも3Dコンテンツを作れるしくみを提供するコーナー。カメラを持っていなくてもOKだ。その第一弾が、この雄たけびジェネレーター。
このページを開くと90年代風のページの中にいきなり原始時代が現れてまずます時空がねじれていくのだが、それは置いといて何か文字を入力してみよう。
往年のアニメ・ギャートルズのタイトルロゴのごとく、入力した文字がビヨーンと飛び出してくるのである。
しかも「つぶやく」ボタンを押せば、twitter上にメッセージを貼り付けることもできる。メッセージをこのジェネレーター経由で送ることにより、派手な演出に気をとられて、メッセージの内容があまり心に響かない。言いづらいことを伝えたいときなどにお勧めである。
逆にこういったまったく内容のないメッセージでも、ちょっとパワフルに見えて存在感を出すことができる。こっちの活用法もおすすめである。
投稿フォームができた
いままで散々ここで紹介してきた、写真投稿コーナーの「3Dで見たいわ」。投稿コーナーといいつつ、信じがたいことに投稿フォームがなかったのだ。(投稿はメールで受け付けていた)
このたび、めでたくサイト上で投稿ができるようになった。
地味な画面であり、説明することは特にない。
ひとつだけ言いたいのは、「投稿サイトなのに投稿口がなかったことはこれを機に忘れてほしい」ということだ。「「投稿サイトなのに投稿口がなかった」葉相当アナーキーな仕様でちょっとかっこいいとすら感じる部分もあるが、若い時分のアナーキー過ぎる言動や仕様は後から思い出すと恥ずかしいものである。ネット用語で言う、黒歴史というやつだ。
日本語にもなったぜ
3Dビューワの上でクリックするとでてくるメニュー画面が日本語になった。レンティキュラーとかアナモーフィックとか、日本語になったからといって意味がわかるわけではないのだが、なにやらかっこいい言葉が並んでいて興奮するだろう。
赤青めがねの場合は、画像の「Duboisアナグリフ」にするといい。あとは下のほうを見ていくとぷるぷるアニメなんかも選べる。各自でお好みの見方で見てほしい。
写真も続々と増えてます
機能のリニューアルだけではなく、もちろん3D写真もこれまでどおりどんどん増え続けている。
「3Dで見たいわ:公園」
いきなり穴の底で途方にくれているのはライターの小柳さんである。写真のコメントには「中に落ちているライター小柳さんの不安な表情がまたたまらない。」とある。投稿者である編集部・安藤さんのいじめっ子心が見事にくすぐられているのがわかる。3D以上に撮影者のパーソナリティが浮き出ている一枚である。
「3Dで見たいわ:鳥」
こちらの人は堂々としているが、ライターの尾張さんだ。3Dで見てみると、フクロウの頭の飾り毛がピロっとはねているのがとてもかわいい。しかしその表情はりりしいのだ。
尾張さんのコメントには「私の間抜け面」とあるが、先ほどの小柳さんの不安そうな顔の後に見ると、かなり堂々として見える。
「3Dで見たいわ:待つ犬」
今週のマイベストはこちらの写真だ。階段すれすれに立って待っている小型犬。ここから何が起きるのか、投稿者のライター西村さんのコメントを引用しよう。
「スーパー前の階段脇で待っていた犬。写真を撮ろうと立ち止まった我々に驚いて後ろの植え込みに転落してしまった。リードの長さがギリギリだったらしく中途半端な首吊り状態に。あわてて助けたところ、ビックリさせんなこの野郎。という目で見つめられました。 」
3D抜きにしてもちょっとした面白エピソードだが、3D写真で見ると犬が立体に立ち上がってきて、「ああ、この犬が落ちたのか…」とよりいっそう感慨深くエピソードを楽しむことができる。 |