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ひらめきの月曜日
 
300種類の梅酒飲み放題、天満天神梅酒大会


お宮さんであった催しです。

日本一の梅酒とリキュールを決める大会があり、それが700円で参加出来て試飲し放題という情報を聞きつけた。

なんだその至福のイベントは!と息巻いて参加してみたら、予想以上に楽しかった。天国だった。

尾張 由晃



なんとリキュールも飲み放題


凄い行列

梅酒飲み放題!梅酒飲み放題!と浮かれて来たらば、すでに凄い行列が出来ていた。そうか、そりゃあそうだわなみんなも梅酒飲みたいよな。

どうしようかと思っていたら、リキュール部門は比較的空いていると教えて貰った。


今年から出来たリキュール部門。
それぞれに好きな物へ投票する。

今年からリキュール部門が新設されて、そちらでは130種類のリキュールが飲み放題らしい。梅酒、リキュール合わせて700円。何という太っ腹。良いのか、良いのか、ありがとう。

 

あれっ、たいしたことない?


意外と小さなテントなんだね。

行ってみると予想よりも小さなテント。境内全面使ってやってると思っていたから、少し拍子抜け。こちらは行列はそんなに長くなく、すぐに中に案内された。

試飲カップちっちゃ!

中に入る前に今日は混雑しているので制限時間30分、梅酒は係員に注いで貰えと注意事項を伝えられて試飲カップを渡される。小さい!カップ小さい!

そうか、飲み放題と浮かれてはいたけれど、一応試飲という形なのでこんな物か…と思ったが、実はこの小ささがこのイベントの楽しさの秘訣だった。

 

上手く会場に溶け込めない


所狭しと人!酒!人!酒!これが酒池肉林か。

さーて、飲むぞー。と中に入ると熱気におののく。中の温度が妙に高い。すでにいる人はほろ酔い気味で、飲み会に1時間遅れて参加したらすでにみんな出来上がってた。みたいな感じで上手く空気に入り込めない。

またたび酒(真ん中)。食べ物かも分からないが、リキュール化。
豆乳リキュール。豆腐酒という感じ。

すでに入っている人達に先を取られ注文する事が難しいし、リキュールの種類が多すぎてどれを飲めば良いのか分からない。


ハッカ酒(真ん中)サクマドロップ以来の再会。
カキのリキュールなんて画期的だね(商品名、柿滴【かっきてき】)。

少し変わったものの写真を主に載せたが、これでも極々一部。ゆず、ミカン、イチゴ、リンゴ、ブドウ、モモ、ヨーグルトにパイン…そういえばトマトもあった。

スイカは野菜なのにお酒になった。
と思ったら、ワサビも来たか。

もう、本当にあっちにこっちに興味を惹かれ、目移りしてしょうがない。と、戸惑っていたが、ちゃんとこの場に入っていければ、ポイントが見えてきた。

 

どれでも飲め、係員を捕まえろ、柑橘系は高レベル安定

大事な事は一つ。どれにしようかな〜。とか言っているなら飲め。とりあえず、飲め。だ。


一杯当たりほんのちょっとだから、いくらでも飲める。

カップが小さいので一回で飲めるのはほんのちょっと。アレを飲んだらアレが飲めない。みたいな事がない。飲めるやつは手あたり次第に飲めばいい。

係員さんの熾烈な奪い合いがある。

上手く係員さんを捕まえて、次々に飲む。圧倒的な種類に飲み続けても全く飽きない。もし口に合わない物に当たったら、柑橘系だ!柑橘系は意外性は無いが高レベルで安定している。

 

楽しい時間は過ぎるの早い


準備万端。
メッチャメチャ美味い。

楽しく飲んでいるが、どうしても甘さにやられてくる。そこで持ってきたおつまみが美味い。コレが一番美味いんじゃないかと思ったが、その後お酒飲んだら更に美味くて、winwinの関係という一昔前の言葉を思い出した。

持ってきてよかった!と思っていたら周りの人の視線を感じて欲しいのかな?と思い「食べますか?」と聞いたら断られた。なんだ、こっち見んな。


マイベスト5

と、楽しい時間はあっという間に過ぎ去った。投票を済ませ、その浮かれ気分のまま、軽い足取りで梅酒部門に向かった。

 

ヒートアップ梅酒部門

いやー、リキュール部門楽しかった。あれだけ種類があると飽きないね。梅酒部門は梅酒の一種類だけだから、飽きちゃうかも。などと言いながら会場に入ると梅酒は更に凄い事になっていた。


ここに写ってる人、ほぼ全員酔っ払い。

さっきとは比べものにならない程の熱気、人。これだけ多いと逆にこっちのテンションも上がる。負けるかっ!いくぞ!!


餌を待つひな鳥の様。

こっちじゃ「どれを飲もうかな〜」なんて余裕は全くない。なのでどうするか。耳を澄ますのだ。他の人が「〜ください」という声を聞きつけて、それが飲みたいと思ったら、「私も!」「こっちも!」と、手を伸ばす。

自分が頼んだ梅酒が魅力的だと次々に人が手を出す。居酒屋で「から揚げください」「いいね〜!」「ネギの串焼き」「あぁ…」「ウインナー」「おぉ〜!!」みたいな、注文センスを問われる状況が起こっている。


右の梅酒が唐辛子梅酒。これは本当に凄かった。小さいビンほど濃い傾向にあると思う。
梅酒の名前、三重大学って(三重県出身)。

梅酒ばかりで飽きるのでは…。そんな心配は全くの杞憂で、同じ梅酒なのに驚く程に味のバリエーションが多い。そしてどれも美味しいのだ。

試飲カップが小さいので、アレもコレも!とドンドンドンドンいってしまう。すると、あんまり飲んだ感じがないのに、気付かぬうちに、酔っぱらっている。


「おっちゃん、同じのばっかり飲んでるや〜ん!」「これ美味いねん、飲んでみ」「ホンマや!美味しい!」

同じ所で同じお酒を飲んでいると、自然と周りとの距離が近づき、色んな所で会話が始まっている。

同じ所で飲んでるのでは無く、みんな一緒にお酒を飲んでいる様な、会場全体に一体感が生まれて来ている。会場全体がポワーンと酔っぱらっている。みんな笑ってる。空気が楽しい、心地良い。天国か。


出たら更に行列が凄い事になっていた。

なんだこれ、楽しい〜。ふへへへへ〜。と、なっている内に制限時間が来て退散となった。制限時間があるのも、メリハリが出てよかったかも知れない。いやー、本当に楽しかった。


まぁ、もちろんその後はチビチビじゃなくて、グイグイと飲んだけどね。

この日一日で数え切れない種類のリキュールや、梅酒を飲んだ。カップ小さい!と驚いたが、あの大きさのカップじゃないと、多分すぐに飲めなくなってたと思う。絶妙に小ささで、良いサイズだった。

飲み放題に釣られたが、みんな酔っぱらいなのに、のほほんとしていた会場の雰囲気の良さが一番楽しかった。良いイベントだった。

そんな酔っぱらい達の投票なんてあてになんのかな?と、思っていたが、投票速報を見てみると自分が美味しいと思ったものが多く入っていて、結構信頼出来るんだな。と驚いた。

この大会で決められた梅酒とリキュールの日本一はこの記事が公開になる前日に発表されているはずなので、よろしければご覧下さい。多分美味しいよ。

第5回 天満天神梅酒大会
http://umesusu.jp/taikai/

テレビ局の人にアピールしたら、関西圏のニュースに出てた。まさか使われるとは思わんかった。

 
 

 

 
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