弱点1 縫製が悪い
1着6,000円しなかったという低価格なので仕方ないと思うけど、縫製が今ひとつで、1ヶ月ほど着ていたら糸がほつれたり縫い目が裂けてきたりした。個体差もあると思うが縫製が悪い。
右手が特にひどくて、ファスナーの端の縫い目が取れてスライダーが外れてしまったし、そのすぐ脇が裂けてしまった。無茶な使い方をした覚えはない(外出の撮影前に裂けてた)。
多少の破れは自分で直せるのでいいのだけど、もうちょいしっかり作ってくれたら良かった。
弱点2 自転車に乗ると裾が汚れる
弱点というか、そもそも着たまま歩くなっていう商品を着たまま自転車に乗ってる時点で僕が悪いのだけど、自転車に乗ったら裾がチェーンに触れてしまったらしく、汚れてしまった。
やっぱり人袋を着たまま自転車に乗るのは良くないようだ。
弱点3 なつめさんが逃げる
飼い猫のなつめさんは人見知りをするタイプなのだけど、普段は懐いてくるが人袋を着た僕が近づくと逃げてしまう。ガサガサ歩く音が恐いのか、青い人が飼い主と別人に見えるのか、ちょっと近づくと一目散に逃げていく。
でも、もう1匹いる飼い猫のじゃんけんさんは全然気にしない。猫の個性次第かもしれないが、人袋を着るとペットに嫌われてしまうかも知れない。
弱点4 トイレに行くときは脱がなきゃならない
当然と言えば当然だけど、トイレに行くときは完全に脱がないとならない。暖房のない部屋で人袋を脱ぐのは結構勇気が要る。っていうか、寒すぎる。
一時期、結構本気でチューブ+ペットボトルの排泄システムを作ろうかと思ったけど、そこまで人間性をアレしてもナニなのでやめました。
弱点5 ニホンザルっぽい
左の写真は、石に腰掛けてロダンの「考える人」をやっている様子だ。どうもキマらない。モコモコした風体がニホンザルのようでもある。
なので、人袋を着て格好良い写真を撮ろうとしても無理だ。どうしてもニホンザルになってしまう。
縫製が悪いとか書いたけど、人袋の性能についてはおおむね気に入ってる。とにかく暖かい。家にいる限り暖房は必要ない温かさだし、仕事で疲れたらそのまま椅子や床で寝られる。楽だ。
これが6,000円以下(定価は11,000円)で買えちゃうのだ。もう冬も終わろうとしてるけど買ってみるのもいいかなと思います。僕が買ったきっかけになった友人は、家用と研究室用で2着買ったって言ってました。職場で着てるのかよ!