ところで、煩悩ってなんだろう
そこで問題になるのが、「煩悩」とはいったいなんなのか、ということ。
困ったときのお助けマン(いささか古めかしい表現じゃ)Wikipediaによると、
煩悩(ぼんのう)とは仏教の教義の一つで、身心を乱し悩ませ智慧を妨げる心の働きを言う。(Wikipedia:煩悩より)
ということだけれど、これだけじゃよくわかりません。
なので、とりあえず外に出て、煩悩とは何かを探ってみました。
3D煩悩カンファレンスを僕といっしょに担当する安藤さんは、外へ出るなり「落ちてるお金を探すのが煩悩なんじゃないですか」と、生け垣をいきなり探りはじめました。
煩悩ってそういうことなのか。
僕と安藤さんの間では煩悩のとらえ方に若干の違いがあるようです。
煩悩の撮影にも煩悩がつきまとう
実はこの撮影に出る前、安藤さんに「ちょっと煩悩の写真を撮りに出ましょう」と誘ったら、「じゃ、近所の中古カメラ屋に行きましょう」と間髪入れずに答えました。
物欲も煩悩のうちだな、と納得したのですが、出かける際に「念のためお金持っていこう」とポケットに財布をしまう安藤さん。
掘り出し物があったら買うつもりだ。
撮影とは関係なしで煩悩の人になってます。
共通の煩悩
中古カメラやさんに行く途中、安藤さんと僕が初めて煩悩を共有したのがこのポスター。
ノースリーブでほほえむ外国人女性のポスター前で「これ煩悩だね!」とよろこぶ安藤さん。
確かにノースリーブは僕も煩悩だと思います。
いや、やっぱりわからん
煩悩に対する認識が共有されたかに思ったのもつかの間、安藤さんはなぜかガードレールの上に立ちます。
「高いところに登りたいのも煩悩だ」というのが安藤さんの主張。
煩悩ってそういうことでしたっけ。
結論は出ず
結局最後まで「煩悩」についての正しい答えを見つけ出せないまま撮影は終了しました。
なにが煩悩なのか考えているうちに、花のつぼみも煩悩のように思えてきましたが、たぶんそれは違います。
やはりここは「3D煩悩写真カンファレンス」のイベントを通して、僕も煩悩とは何か悟っていきたいと思います。
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