ふだん歩けないところを歩く天国感
さて続いて来た歩行者天国は、歩行者天国という名称が最初に使われたという元祖ホコテン、「銀座」。年齢高めのイメージに加えて、実際あまり「銀座にしかない欲しいもの」というのが少ないのもあって、行くのはせいぜい年に1,2回。歩行者天国はおそらくはじめて来たんじゃなかろうか。しかし、さっきの戸越銀座に比べると道が広い分解放感あるなあ。
銀座の歩行者天国も1キロ近くあり、中心部は人も多いけれど、端っこはオープンテラスみたいな椅子机があり人もそれほどいない。下の写真なんかスカイラインが揃ってるのもあり、どこかSFっぽいような。
そんな現実感のなさは普段自分が行かない店ばっかりだから、だろうなあ。ティファニーだのプラダだの高級店がずらりと並ぶ通りだもの。残念ながらコロッケ屋は見あたらない。買い食いムードはなし。
「人寄せ」って「口寄せ」(イタコが霊を呼んだりするやつ)みたいでどこか怪しいですね。これだけ広いといろいろ騒ぐやつが増えるってことでしょうか‥。昔は大道芸人とかいたような覚えがあるけどなあ。原宿だったらバンドが有名だったし。
「楽しい、アミューズメント的異空間」というのでもなく、「普段歩けない場所が歩ける」という意味での異空間ぽさがある銀座のホコテン。そんな中にも他に比べて多く見るな‥というある傾向を感じた。それは‥。
銀座地区 歩行者天国
(土・日・休)
4月〜9月 12時〜18時 10月〜3月 12時〜17時