スプーンをルアーに
まずスプーンを用意。魚がどんなスプーンを好むかはわからないのでとりあえずいろいろな形状のものを百円均一ショップにて購入。
これらのスプーンをルアーとして使用するには、多少の改造を施す必要がある。 ルアーは釣り針を備え、釣り糸の先に結ばれて初めて釣具として機能する。スプーンたちには、それらを連結するための「アイ」と呼ばれるパーツを取り付けなければならない。
針金でアイを作り、接着剤で固定していく。
何度も何度も放り投げたり、ひょっとすると魚がかかるかもしれないことを考えると、負荷のかかるアイの取り付けに接着剤を使うのは心許ない。 本当は溶接など、もっと強力で確実な方法をとりたいのだが、残念ながら僕はそんな技術を持たないため、とにかく接着剤を大量に使ってガチガチに固めるという小学生的発想でお茶を濁すことにする。 結果、この妥協が後の悲劇を生むことになってしまったのだが…。
釣り針をスプーンの前後どちらに取り付けるか少し悩んだが、そこはやはり人間が口に含む部分を魚にもくわえてもらいたい。というわけで食べ物を盛るくぼみの部分に針を付けた。
これで出来上がり。実に簡単。 ただし、この方法はやはり強度に問題が残ります。実際に制作する場合はアイを溶接するなりスプーン自体に穴をあけてアイとするなど、工夫と改良が必要かと思われます。