正装で向かう古墳
先の古墳に興奮したので、更なる興奮を求めて次の古墳に向かうことにした。今度は徒歩で15分くらいだ。この辺りでは本屋よりも古墳が多く、ファミレスよりも古墳が多いのだ。
さっきは近所だからといってあまりに軽装だったので、今度はスーツで近所の古墳に行くことにした。「親しき仲にも礼儀あり」ということわざがあるがそれと同じ理論だ。近場だからといって寒いのか熱いのか分からない格好(厚手のパーカーにハーフパンツ)ではダメなのだ。
地味な感じがいい!
馬絹神社の裏にその古墳はあった。 名前は「馬絹古墳」。7世紀後半頃に作られた円墳で現状の墳丘の直径は33mもある。相変わらず木々が茂って地味だ。
しかし、そこがいいのだ。 地味で自己主張しない感じが。派手な女性より地味な女性が好きな僕にはたまらない。女性で考えれば古墳はドンピシャで僕の好みなのだ。
住宅街に古墳が自然に紛れ込んでいる。 知らなければ空き地かな? としか思わない感じがたまらない。でも、古墳なのだ。周りは知らないけれど、付き合っている僕だけが彼女の手料理の味を知っている、みたいな感じで優越感を感じる。そこが梶ヶ谷の古墳の良さだと思う。
古墳にはロマンがある
天気のよい休日だけれど見物客は僕だけ。 気が付いていたけれど古墳は人気が無いようだ。もっと来ればいいのにと思う。古墳の何がいいかと言えば、今から千何百年以上も前の人が作ったものというロマン。しかも無料だ。