あとは干すだけ
「なんちゃってカラスミ」作り。続いては、冷蔵庫で保存したタラコを味噌から取り出します。
キッチンペーパーの端を探して引き上げます。タラコに味噌がつかないようにしましょう。落すのが面倒なので。
味噌から出したタラコは、ザルなどの風を通す物にあげます。
ザルの上にホコリ避けのラップなどをかけたら、気温のあまり高くならない風通しのいい場所に置きます。まず2、3日乾燥。
2、3日乾燥させて表面が乾いてきたら、そのまま冷蔵庫に入れて1週間ぐらい放置しておきます。
冷蔵庫内で乾燥が進み、表面がかなり硬くなってきたら出来上がりです。ちなみに、乾燥は天日干し等でも構いません。味噌から出した後、問題なくゆっくりと乾燥出来ればOKです。
さて、出来上がった「なんちゃってカラスミ」を切り分けて食べてみましょう。
見た目はどこから見てもカラスミです。まあ「タラコの味噌漬け干し」なんですけどね。カラスミを食べたことの無い人に「これがカラスミだよ!」と言って食べさせたら、恐らくカラスミと信じるでしょう。
あっ、それは当たり前か。
いや、1、2度食べた事がある人でも信じるかもしれない。か?
少なくとも見た目は大体クリアーしています。していると思う。
肝心の味ですね。ストレートに言ってしまえばニンニク味噌味です。しかし、味噌漬けによる旨みの増加や、程よく乗ったニンニク風味がいい味出しているのです。むしろカラスミ以上にうまいと思える所もあります。
次は本物カラスミと、なんちゃってカラスミの料理比較です。