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フェティッシュの火曜日
 
自分の顔より大きいバスボムを作る

翌日

表面がツブツブになっている。触ってみると、表面は乾燥しているようだ。もう大丈夫かもしれない。


窓際で乾かしていたら、バスボムの数センチ横で猫がゲロを吐いた。匂いがまずかったのか。
緑と青の食紅の粒が浮き出だしていてきれい。

 

取り出そう

ちゃんと出せるのだろうか。ドキドキする。バスボムを取り出す時は、型を思いきり雑誌の上などに叩きつけるのだが、この重さだと無理がある。


直径21センチ。出せなかったら、このまま風呂に投げ入れます!

逆さにして衝撃を与えてみるが、びくともしない。ちょっと上から落としてみる、ダメ。洗面器をひねってたわませてみる。たわまない。
しかし、ヤケになって太鼓のように平手打ちで連打していた時だった。

ポロッ!

出た。でかい。そして、ものすごく固い。

駄菓子屋に売ってたソーダラムネにそっくり。やっぱりバスボムは美味しそうでなければ。

もうひとつもエイヤッと取り出す。粉々になって出てきたらどうしようと心配していたが、人力プレスでもここまで固められるのかと感心した。バスボム作りはいつも期待を裏切らず楽しい。

勇気を出して、上から落とす!大丈夫、割れない。

こう見ると普通のバスボムですが、

実は大きい。

両手にケーキを持っているみたいだ。重さを量ると、ひとつ1.3キロだった。この状態でダンベル体操ができるし、運動の汗を風呂で流す事もできる。

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