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ひらめきの月曜日
 
クッキングパパの料理を食べてきた

クッキングパパの作者、料理上手いぞ…

そろそろイベントの時間が迫ってきたので、席に着く。会場は元体育館だ。小学校のころも体育館で講演聴いたりしたな。と、思っていたら、始まった。


クッキングパパの作者、うえやまとち先生だ―。

クッキングパパの作者がスタスタと現れた。おぉ、普通に歩いてきた!とか、クッキングパパの主人公には似てないな…。等と思ったが、一体僕は漫画の作者をなんだと思っていたのか。

手際良い。

料理を作るとなるとあまり時間が無いという事で、自己紹介も そこそこにさっそく料理に取り掛かった。会場のモニターで手元も見れるが、あまりの手際の良さに驚いた。サササッと下ごしらえを済ませて行く。こりゃあ素人の手つきじゃないぞ。

 

漫画と一緒に楽しめる

今回作られるのは、具だくさんのお味噌汁にすりつぶした大豆が入った「ご汁」、和菓子の「きんつば」、唐辛子の炊き込みご飯の「カプサイ飯(ハン)」という三種類。

郷土料理っぽいのに、創作料理、和菓子か。どれも興味をそそりよるぞ。


実際にその料理が登場した話を紹介しながら料理が作られる。

先生が黙々と料理を作っているとモニターにクッキングパパが映しだされた。司会の方が実際にその料理が登場した話を説明し先生に質問をして、先生が解説しながら料理を作っていく。

料理にまつわるエピソード、漫画の登場人物の感想などを把握したうえでそれを追体験できる。話を聞いていてこちらの期待は高まり続ける。ハードル上げすぎじゃないかと心配になる。

 

裏話が醍醐味ですなぁ

料理をしながらも色々な話が出て来て、聞いていて飽きない。なんと、クッキングパパに出てくる料理は全て実際に作って試食した上で描いているらしい。


しゃべって料理して大変そう。


なので、クッキングパパの料理には他の料理漫画によくある突飛な料理がほとんど無い。ただ、ウェディングケーキの中身をどら焼きで作った時は食べきるのに苦労したとおっしゃっていた。

適当に作って自分が食べるならまだしも、作品として発表するレベルの料理を作るとなると、その陰にどれだけの試行錯誤があるのかを考えると恐ろしい。


一品目カプサイ飯の仕込みが10分くらいで完了。早い!

そんな料理の評判はいかがですか?との質問に「怒られたりは無いけど、『美味しくなかったぞ』ってお便りをいただいたことはありましたね」と、答えていた。あぁ、やっぱりそういうのもあるんだ…。

カボチャあんのきんつば。基本的にずっとこの人の頭は写っています。

「他に多いのは、分量を細かく載せろって言うのがあるんだけど、 味噌とか醤油って、地域やメーカによって全く味が違うから一概に書けないんだよね。そこら辺は好きにしてほしいと思って」

おおお!この発言にはハッとした。言われてみれば確かにそうだ。
塩ひとつとっても味は違うし食材にしても、玉葱一個とレシピにあっても大きさや季節、種類で内容は全く変わる。

レシピで塩:適量などと見るごとに、適量ってどのくらいだ!と思っていたが、それを自分好みに出来るのが自炊の楽しみ、良い所だよなぁ。と思った。


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