中米へ進路を切れ
我が帝国の領土マップを見る限り、のこりはアフリカと中米がねらい目だ。
アフリカ人の多いところは知らないが、中米には心当たりがある。以前ウェブマスターの林さんがコスタリカ料理店を取材していた。その近所にいってみよう。(「少なくとも中米人が一人いる」というだけの情報だが)
近所にはまだ未獲得のタイや
同じく未獲得のフィリピンの文字も。
先に結論をいうと、失敗であった。ワールドミュージックのコーナーが明らかに他店より小さいのだ。結局、新たな領土は1国しか獲得できなかったので、そのまま購入。
タイ タイ語なので不明
いつか出るだろうなーと思っていたタイ。なので喜びも小さい。最後まででなくて悔しい思いをするよりマシか。
皇帝最後の出征
さて、実際の世界征服なら、ここまで来たらもう帝国の軍事力も圧倒的となり、野望の完遂まであと一歩だろう。
しかしこのチマチマした世界征服は、このへんから急に難しくなる。なぜならブックオフにCDがありそうな国はだいたい制覇しつくしてしまったからだ。
そろそろ日も暮れてきたので、次の侵攻を最後の作戦とすることにした。最後はブックオフ大森店である。この店、会社に近いので皇帝もたまに寄るんだけど、そこそこ充実していたからだ。
ノルウェー Sigmund Groven / Til Fjells ネパール ネパールの民族音楽 ヒマラヤの響き モンゴル 馬頭琴の音色 トルコ Turkish Folk Guitar Cappadocia トリニダード・トバゴ ザ・ウエストランド・スティール・バンド / 太陽のサウンド トリニダードのスティール・バンド
いままでありそうでなかったモンゴルとトルコの2ヵ国を制圧したうえで、ちょっとレア目の3ヵ国も同時に獲得。有終の美。最後の作戦としてはかなり納得のいく結果。
戦いが終わって
さあ、皇帝は長い遠征から戻られた。編集部で最後の地図塗り作業だ。
すべての大陸に勢力を広げ、その支配範囲は史上最大といわれるフビライハン時代のモンゴル帝国の領土をはるかに越える。
それだけにアフリカと中米の空白が残念だ。よく見るとアラブと北欧あたりもけっこう手薄。世界征服、あと一歩及ばず、といったところか…。
引退した皇帝の手元にはこれだけの戦利品が残った。これだけ買って3055円。新品CDなら1枚ぶんの値段である。250円と500円のばっかり買っていたのもあるが、それにしてもブックオフの安さには震撼する。
時間かけてじっくりやりたい
今回は記事のために1日で建国〜引退まですませたけど、本当は1年くらいかけてじっくりやるとおもしろいのではないかと思う。
なんなら「買った国だけ領土に」のルールでもいけそう。そうやってじわじわ攻めていく方が、本当の国っぽくていい気がしますね。あとブックオフ行くとき馬で行くとかね。
ちなみに買ったCDはまだぜんぜん聴いてないので、これからじっくり聴くことにします。いやー楽しみ。