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フェティッシュの火曜日
 
触れる!担ぐ!絡まる!エキゾチックアニマル
ウニじゃないですよ。丸まってるのです。

ペットの王道といえば犬猫でしょうが、昔に比べてペットも多様になりました。それも鳥・魚だけでなく、さらにそれ以外。先日犬猫以外の「エキゾチックアニマル」(詳しくはのちほど)の展示即売会が行われるとあってそれは目新しいペットが見れそうだ、ということで見に行ってみました。

注:基本「かわいい」動物の写真なはずなんですが「これはちょっと‥」というのもあるかもしれないのはご容赦ください。

大坪ケムタ



こんな超至近距離で爬虫類見たことない

いまエキゾチックアニマルとはwikipediaによると獣医師やペット業者の間で用いられている用語で、その定義としては「外国産の動物」「外国産の野生動物」「在来種を含めた野生動物全般」「犬猫以外の動物」というのがあるそう。一般的には犬猫以外のちょっと変わったペット、くらいで考えておけばいいでしょうか。

そんなエキゾチックアニマルが集まったペットショップの展示即売会として行われたイベントが「東京レプタイルズワールド」。主に爬虫類、両生類、猛禽類、有袋類、哺乳小動物のペットがドスンと集まってるのです。


ペットショップや用品メーカーなど70社近くのブースが。

ポスター見てわかるとおり犬猫は一切いません。やっと身近でウサギ。

場内ののぼりも「両生類」とか
「フェレット」「フクロモモンガとかあまり見ないのぼりばかり。」

「戦国時代の足軽が背中に『両生類』とかの旗さしてたらかっこいいな‥」とか余計な事を気にしつつ、会場を見るとどこもかしこもヘビやカエルやトカゲやら。まさにエキゾチック!粘膜蜥蜴系!

今回取材に行く前にイベントについて調べたら「(お店の許可があるものは)触ったりできる!」とあったので、「どうせなら自分が首に大蛇を巻いたり(大蛇がいるかどうかはこの時点で未定)してる所を撮りたいなあ」と、どなたかカメラマンしてくれる人を募集してみたら、元DPZライターのこの方が手をあげてくれました!


理系ネタでおなじみだった佐倉美穂さんです。さらにけだもの系女子。
率先して珍動物に食いつくのでカメラがおっつかない。

以前「子供に薦めたいマンガを聞いてみた」の時もお世話になりましたが、佐倉さんは自分のブログ名も「けだものぐらし」にするほどのけだもの(という名称が当たってるかわかりませんが)好き。

これまでにエキゾチックアニマル寄りでは過去にフェレット・スカンクを飼われてたとのことで「わたし結構本とかお店行ったりして研究してますよ!」とまで言われてはカメラマン程度で済ませるわけにはいかない。逆に自分がカメラマンとなって佐倉さんを追っかけることにした。けだもの系女子をウォッチする!

で、会場するやいなや佐倉さんの「うわああ!」と驚き8割喜び2割の声で見たのがこれ。 あ、でもコレをいきなり載せるのもなあ、ということで興味のある方は検索してみてください。


「かわいい!」だそうですが、なかなか人を選ぶと思う。

入場早々これでテンション上がる佐倉さん。たしかにこれはエキゾチック!(今回この表現多いです)しかし意外というか不思議なのは「こういうのは見れるんですけど、ゴキブリは近寄るのもダメなんですよ、口にも出したくない‥」んだそう。実際、別ブースにはゴキブリも売ってたんですが、そちらはほぼスルー。

こっちは腰に手をあてて余裕なのに‥。
案内人の趣味を尊重しノー写真。でも目の前で一匹売れてました。

ちなみにこういった即売会、自分ははじめてですが、佐倉さんは幕張メッセ規模の犬猫もいるようなもっと大規模な即売会は行ったことあるそう、しかもスカンク連れで。自分からすると普通の長机に水槽やショーケース野中に、まず日常で見ないような爬虫類や両生類がいたりするのがどこかシュールだ。動物園じゃないんだぜ。

水槽にカメがいっぱい。こういった山積み感溢れる展示が多数。

こちらはショーケースにヘビがいっぱい。見やすくてまるで図鑑のよう。

こちらはヤモリ。値段といい小ささといいどこか宝石みたいですね。

屋台っぽいケースだと東南アジアあたりの食材にしか見えん。

こんな感じで各テーブルに展示されてるわけです。ヘタな動物園より種類や彩り鮮やかな動物が、さらに目の前で見れるわけで、こりゃじっくり見入っちゃう。間違いなく好き嫌いは確かにありますが、うまく気に入ればツボに入る美しさの動物がいっぱい。

てな感じで見てる間にも、佐倉さんはお店の人と「このケヅメは‥」「えっ、これ中国にもいるんですか?」などとやりとりしたり、さらにリクガメに餌をあげようコーナーで葉っぱあげたり、持ち上げたり。


でかいリクガメと触れ合えるコーナー。満面の笑みで葉っぱを。

さらに持ち上げる!カメマニアは持ち上げるのが基本なのか。

自分なんかはペット飼った経験が少ないので、どうも触ったりするのって恐る恐るになっちゃう所あるんですが、佐倉さんはもうこの満面の笑み!さらにでっかいカエルを見ながら「これなんかもう捧げ持ちたいですよね(両手を頭の上に上げながら)」とかやりたい事がよくわからない。

カエルを見ながらうっとり。
捧げ持ちたいカエル第一位。水槽にみっちり。

でも個人的にもカエルが一番見てて楽しかったですね。
デカいアマガエル。超肉厚な空豆みたいだ。

やっぱこうフォルムがいいですね、カエルって。左上のなんか昔の戦車みたいでクラシックな感じがよろしいですな。しかしまだまだエキゾチックアニマルはこんなもんじゃありません。佐倉さんもいろんな動物を担ぐ!担ぐ!担ぐ!って中西学か。

非売品ですがカピバラも。もふもふ野菜食ってました。

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