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土曜ワイド工場
 
焼きカレー発祥の地で焼きカレーを堪能する
食べまくります

「カレー」にはいろいろな種類がある。
タイカレーやインドカレーのように国名が入ったカレーから、スープカレーのようなカレーまで挙げていけばキリが無い。カレーパンだってカレーの一種だろう。そんな数多くあるカレーのひとつに「焼きカレー」というものがある。

「焼きカレー」とは簡単に言えば、ご飯にカレーとチーズをのせてオーブンで焼いたもの。福岡県の門司港が発祥の地で、そこに行けば「焼きカレー」と書かれたのぼりが数多くはためている。

さすが発祥の地だけあって、いろいろな焼きカレーがあるようだ。焼きカレーの時点で少し変わっているのに、さらに変わった焼きカレーもあるのだ。

地主 恵亮



門司港へ、父と

焼きカレーを食べつくそうと福岡県の門司港へ出かけた。
門司港の最寄り駅は門司港駅。別に何のひねりも無い当たり前の最寄り駅だけれど、その門司港駅は国の重要文化財に指定されている。


左が父で右が僕

今回、焼きカレーを食べてまわるのは僕と僕の父だ。
実家が近くにあるので父も参加することになったわけだ。というか、父がこの企画を推して来たのだ。確かに焼きカレーは美味しそうだから、その推す気持ちはわかる。


門司港はレトロな建物が多い

門司港はバナナの叩き売りの発祥の地でもある。その他にもレトロな建物があったり、アインシュタインが宿泊した部屋が当時のまま展示されていたりもする。しかし、今回はあくまで焼きカレーを食べることが目的。焼きカレーを出す店は20以上も存在するのだ。他のものを見ている時間は無い。


最初のお店は焼きカレー専門店

まずはスタンダードな焼きカレー

レトロな建物などは一切無視して、まずはスタンダードな焼きカレーを食べようとお店に向かった。このお店は人気なようで長い行列ができていた。僕は焼きカレーにそんなになじみが無いけれど、人気の食べ物のようだ。


女性が多い

10分ほど父と息子で焼きカレーを食べるために並んだ。
待ち時間の主な話題は「ここの階段急だね」だった。もちろん個々にまだ見ぬ焼きカレーへの楽しみは秘めている。僕も父もカレーが大好きなのだ。


メニューはもちろん焼きカレーだらけ

焼きカレー専門店なだけあって、メニューはもちろん焼きカレーで埋まっていた。万が一、ここに当たり前のようにボタン鍋があったらどうだろうか。たぶん僕は迷わず頼んだろうと思う。


お店からは門司港駅が見える

やって来ました焼きカレー

父と息子(僕)でどの焼きカレーを頼むか悩んだ結果、「焼きカレー」と「昔の焼きカレー」と「バナナの焼きカレー」の3つの焼きカレーを頼むことにした。

「焼きカレー」は今の焼きカレーで、「昔の焼きカレー」は焼きカレーが食べられるようになった昭和30年代の焼きカレーを再現した焼きカレーだ。

今、一生分「焼きカレー」と書いた気がする。


やってきました焼きカレー

美味しそうです昔の焼きカレー

なぜか頼んだバナナの焼きカレー

美味しいですよ! >
 

 
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