人間の顔を描く

自分に似るか否かはこの際もう置いといて、とりあえず石膏のライフマスクの輪郭に沿って顔面の細部を何となく書きなぞって、顔立ちをハッキリさせてみよう。
自分の顔の型をなぞるのだから、もしかしたら上手い具合に自分に似てくれるかもしれない。

とにかく薄すぎる顔をちょっとは濃くしよう、という思いで描き込む。
ライフマスクの目は閉じているが、マスクは開いた状態のものを作りたい。引き続き羊毛を専用のニードルでプスプス刺して、顔のパーツを描き込んでいこう。

性別も年齢も不詳の顔になってしまった。なんだろう、この人。
オッサン顔なのに肌がツルンとしていて、それなのに唇が真っ赤だから年齢も性別もよく分からないような顔、と思ってしまうんだろうか。

途中、下書きをした水色のラインを消そうとして、ハンドソープを使ってゴシゴシと洗ってしまったことで布自体が縮んでしまった。
輪郭もだいぶ縮んでしまったので、これについては適当に羊毛を足しつつ広げていき、脇から耳に引っ掛けれるようにした。

一応上の縮む前の段階では、かなり顔にフィットはしてくれていたのだが・・・今後は洗いすぎに注意しようと思う。

ルパンのアレがやりたかった

顔面にピタッとフィットする顔みたいなものが出来たらやってみたかったこと・・・それはルパンがよくやってるアレだ。

次元がやってるかと思わせといて・・・実はルパン！！というのを最後にばらして立ち去ったりするアレ。

こういう時ってどういう表情をすればいいもんなんだっけ。
正体ばらさず逃げればいいじゃないか。

・・・とよく分からなくなってきたところで、とりあえず今回の目的は一通り果たせた気がする。

今回は手探りで作業を進めていたが、やってるうちにちょっとはコツや手順もわかってきた。
このライフマスク利用の手芸にはまだまだ可能性がある気がしてるので、今後もチャレンジしてみたい。