実食編2 ブラックバス
続いてはおそらく日本でもっとも有名な外来魚であろうブラックバスを食す。 外見は海産魚っぽくて今回捕まえた3種の中で一番美味しそうだと思うのだがその味はどうだろうか。
まずはブルーギルと同じくプレーンな塩焼きで頂いてみる。
これはなかなか美味い!臭みもほとんど無いし、何より味がいい。見た目だけでなく味も海の魚に近いのだ。柔らかくきれいな白身でスズキに似た淡白な味わいである。 ブルーギルに比べて身が厚いので食べごたえもある。 これは他の料理も期待できそうだ。
やはりこの2品も魚料理の定番だろう。少々難のあったブルーギルも美味しくなった調理法だ。癖のないブラックバスならより一層おいしくなるだろう。
あー、これはどちらも文句なしに美味しい。 特にフライが良い。ご飯のおかずにもビールのつまみにもぴったりであろう。 お店で出してもいいくらいではないだろうか。
料理音痴の僕が作ってもこれだけ美味しいのだ。これは素材の味が良いということの証だろう。 よし、やる気が出てきた。他のメニューにも挑戦してみよう。
バスの姿揚げ甘酢あんかけ!これは鯉を使ってよく作られる中華料理のアレンジ。ブラックバスは見た目が立派な魚なのでこの料理は絶対作ろうと釣りをしている時から決めていたのだが、案の定迫力のある仕上がりとなった。 むしろ揚げている最中にバスの顎が外れてしまい、とんでもない大口になったので迫力が出すぎてしまった。大昔の海にいた魚みたいだ。
さて、肝心の味はどうか。
あまり自分で作った料理を絶賛したくもないが、実に美味しい。大してお金をかけていないのに高級感のある味わい。ちょっとした御馳走だ。これは大成功だった。 やっぱり美味しいよブラックバス!この味を知ったらキャッチアンドリリースなんてもったいない!と思うようになるかもしれない。
お次はいよいよお待ちかね、アメリカナマズを調理します。