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ロマンの木曜日
 
東京の地図で京都をめぐる

祇園祭は東京で言うと御茶ノ水あたりで開催

この日は京都祇園祭の宵山とよばれる期間中で、街中の各所に山鉾というものが置いてあり、出店もあるという話だった。

中心となるのは四条烏丸交差点のあたりのようで、そこまで見に行こうということになった。

地図を見て、
バスに乗る (見えてるのは同志社大学)

さて、龍安寺から四条烏丸までは直線で約5kmである。でも、5kmって言われても正直それがどれくらい遠いのかよく分からなくないですか?

東京で例えると、それは大塚から御茶ノ水くらいだ。札幌なら新琴似のグリーン公園から美香保公園くらい。その距離を直接つないでくれるバスがあったので、ありがたい!と思って乗りました。

ここで、これまでお見せしてきた比較地図の全画面版を用意したので、ぜひ見てみてください。いろいろ操作してみると楽しいですよ。いずれも左側を動かすと右も動きます。

京都―東京の地図

京都―札幌の地図

京都―ニューヨークの地図

さて、バスは河原町行きだったので、そこから四条通りを歩いて烏丸交差点方面を見た。

おっ!あれは何だ

向こう側、ビルの谷間に釣竿みたいなのが2本立ってるのが見える。遠くに祭囃子も聞こえる。あれが山鉾に違いない。

なお、今いる河原町は東京だと秋葉原の位置なので、そこから御茶ノ水までならまあ歩けるなと、この混雑した道をひたすらゆっくり歩いた。

出店と浴衣。ザ・祭。
なんか見えてきた!
これが山鉾かー

山鉾のまわりは大混雑。行く人と来る人がぶつかってまったく動けないような状態だった。こういう山鉾が、四条烏丸を中心に、御池や堀川通りまでの範囲で数十ほどもあるのだという。

東京でいうと御茶ノ水を中心に本郷三丁目、水道橋、神保町くらいの範囲だ。すごいなあ!と思うが、祇園祭と並んで日本の三大祭の一つと言われる神田祭も神田駅を中心に同じくらいの規模なので、そんなものかなとも思った。

土地勘というものが少しわかった

さて今回は東京の土地勘を足がかりに京都の地理を理解しようとしたわけど、その土地に慣れるということは、足がかりをゼロから自分で作っていくということだから、そりゃあ大変だよなあということを逆に思った。

今回の街の比較地図はとても便利だった。今後旅行に行くときもその街について同じ仕掛けを作って持って行きたいと思うし、あといろんな街どうしを比較できるようにしたいなと思う。


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