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コラボ企画
 
四人工藤、空を飛ぶ

4回目にして難易度最高の撮影

普通に暮らしていれば、ヘリコプターに乗る機会などそうそうないものだろう。このクルージングも、20分の搭乗で一人あたり1万円以上する、まさに特別な日の乗り物だ。取材で来れて本当にラッキーだ。

搭乗まであと30分以上ある。我々は夢中で、格納庫に休んでいるヘリたちを、1万円分観察した。


ICレコーダを持っていかなかったが、たぶん「ふぁー」とか「へぇー」とか間抜けな感嘆詞であふれてただろうから持ってこなくてよかった。

エルメス仕様、ふぇー。世界にたった2台、ほぅー。プライス10億円、ほぁー!

しきりに感心、撮影の一行。レガシィはどうした。
ヘリポートへご案内します。あれ、もうですか?

搭乗まではまだ間があるが、ここで思い出したようにダンボールレガシィを組み立てることにする。

このレガシィごとヘリに乗るのは絶対不可能というわけで、我々の前の回の搭乗が始まらないうちに、撮影だけ済ませようということに。しかも他のお客様の目に触れないように、サッとヒットアンドアウェイでやってくださいとのこと。そしてヘリは離れた場所でもプロペラの風圧がすごいので、ダンボールの扱いには注意してくださいと、我々の行動においてすべてが心配そうな担当者の方だ。同情する。

安全な飛行のお邪魔をしてはならぬ。チーム4人工藤の手際をお見せしよう。


今日は8名貸切で余裕があるので、ライター加藤さん・西村さんも同行。
ヘリ風でなく潮風に難儀する組み立て。

なおも心配そうな担当者を尻目に、手際はバッチリだ。
この写真に間違いがありますさてどこでしょう、といった風情。

特別に許可を得ての、ヘリポート至近距離でのレガシィ走行である。またひとつデータが蓄積される。スバルさんに活用してもらえればと思う。

おのずと良い笑顔なのは、やっぱり潮風のせい。けっこう強い風。ヘリ来たらどうなっちゃうのか。

4つのステレオ生カメラは、ヘリへの衝突を回避できるのだろうか(プリクラッシュブレーキ)。

時間との無用な戦いが今始まる。

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