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フェティッシュの火曜日
 
皮書道入門
皮文字ジェネレーターもありますよ

新潟に行った際によく寄った温泉宿に、蛇の皮(抜け殻)で「寿」という文字を書いたものが飾られていた。

なんだかよく分からないけれど、オメデタイ気がするし面白いなと印象に残った。

よし、自分も皮で文字を書いてみよう!

※ちなみに今回皮で文字を書くことを皮書道と呼び、徐々にレベルアップしていく様子を書道の段位で表していっています。(もちろん適当です。)

小堺丸子
(こざかいまるこ)
東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。好物は酸っぱいもの全般とイクラ。ペットは犬2匹と睡魔。土日で40時間寝てしまったりするので日々の目標は「あまり寝過ぎない」


初めての皮文字

その温泉宿にあった蛇の皮の文字が下の写真。なぜこのような事をしたのかまで聞かないまでも、温泉に入る前に必ず目がとまり3秒ほど眺める程度のインパクトがあった。


「寿」の字。昔携帯で撮ったものなのでボンヤリしているのが残念。

今回はこれをヒントにして、皮文字に挑戦してみたい。

といっても私が長年住んでいる葛飾区で蛇を見たことは一度も無いので、かわりに近所のスーパーで皮を探してきた。

5級:まずはバナナで「バナナ」


コントを連想するバナナの皮

近所のスーパーで皮といったらバナナだろう。
しかも簡単に皮がむけて扱いやすそうなバナナは皮文字初心者にはちょうど良さそうだ。


「ハ」
濁点

「ナ」

バナナ書けた

いざ何を書こうか悩んだ結果、とりあえずバナナと書いた。お察しの通り、いとも簡単であった。自ら体現し自己主張するバナナ。細い筆ペンで書いたようなバナナらしい字体である。バナナで書いているんだからバナナらしいというのは当たり前なのだけれど。

今度は難易度を上げて平仮名に挑戦してみよう。

4級:バナナで「ばなな」


難易度があがったのを感じる
こんな感じがいいかな

早くも小技を利かせてます

「そんなばなな(バカな)〜」といった感じの気の抜けた感じになった

バナナの皮は柔軟性があるので、平仮名もちょいと一工夫すればそれっぽく書けた。なんだ、皮文字は意外と簡単じゃないか。


サイン調

皮の鮮度が命

とバナナの皮をいじっていると、どんどん変色してきて手と下の紙がベタベタになって気持ち悪くなってきた。


皮文字には素早さが必要らしい。

しょっぱなから地味にイヤな思いをしながらも、さらに難易度を上げていきたいと思います。


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