銀杏を炒る。ただそれだけのための道具がある。銀杏を炒るだけだなのだ。炒った銀杏の皮をむくこともでない。と、思ったらなんと炒った銀杏の皮をむくだけの道具がまた別にある。
あまりにも用途が限定されすぎている、ニッチな道具。飽きると使わなくなるし、じゃまになる。そんな危険性を考え理性で買うのをあきらめることが多い。しかし得てしてこういう道具には「でも欲しい!」と思わせる魅力があるのもまた事実である。
今回は総勢5名のライターがそれぞれ「欲しかったけれど用途が限定されすぎていて買えなかった道具」を年の初めのおめでたさに乗じて購入、レポートします。(デイリーポータルZ編集部/古賀及子)
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