僕の名前は”真章”と書いて”マサアキ”です。 やっぱりマチャアキと呼ばれたい願望があります。
どうせなら緊張の空気のなか、ドラムロールをバックにかっこよくテーブルクロス引きを決めて 「やっぱり"マチャアキ"はすごいなぁ」 と言われてみたい。
テーブルクロス引きゲームにプレイヤーランクがあったのならば最終ランクは「マチャアキ」で決まりです。今回はそんなゲームをつくりたいと思います。
1975年茨城生まれ東京在住。 雑魚雑魚というモノ作り ユニットで活動しています。 >個人サイト 雑魚の唐揚げ facebook
テーブルクロスひきにあっさり成功
ゲームをつくる前に今まで本格的にテーブルクロス引きをやったことがないので事前検証も兼ねて実際に体験したいと思います。 すべて練習無しの一発勝負で撮影しています。
初めての真剣なテーブルクロス引き。 まずペットボトルだけはすんなり成功。
次にワインの瓶とフルーツをのせた皿。 瓶が少し揺れましたが一発で成功。
ぶっつけ本番2回目にしてコツを掴んでしまった。 ただし、このレベルではマチャアキを名乗ることは到底無理と気がつく。
いまのところ全く緊張感が高まりませんね。 全然刺激が足りない。
総額78,052円をかける
普段は絶対買わないような高級な食材をテーブルに並べたら緊張感がますに違いないと思い、銀座のデパートや自然派スーパーで高級食材を購入してきました。
さらに緊張感を高めるために大切なものを投入します。 パスポートとiPhone4。パスポートは濡れると面倒なことになりそうですし、iPhone4は打ち所が悪いと割れます。
最後にだめ押しでお気に入りTシャツ2枚とデイリーエキスポのTシャツを床に敷きつめました。 Tシャツ好きな僕にとっては一番の重圧かもしれない。
3回目にしてこのボリュームは少しやり過ぎだった感は否めません。ただ、ここまでくると変なテンションになってきていました。不思議なことに成功のイメージしか湧きません。
もしかしてこれって一流アスリートがよく言っている “ゾーンに入る”ってやつなのでしょうかね。
パスポート、iPhone、シャンパンはズレましたが、他はほとんど動かず。 失敗と言えば失敗ですが一発勝負としては十分の結果でしょう。
この経験をゲーム化
初めてのテーブルクロス引き楽しかったです。 テーブルにのるものが増えていくたびにドキドキでした。
しかーし! 失敗してしまったので誰もマチャアキと呼んではくれません。やっぱりヒット曲をだしたり、クラシックカーを運転したり料理をつくって星をもらったりしてからでないと駄目なんですかね。 「あー、マチャアキと呼ばれたい」 呼ばれたい願望がピークに達したところでゲーム制作に突入しました。はたしてこの経験はゲーム内容に活かされているのでしょうか? それではみなさん雑魚雑魚xデイリーポタルZゲーム企画第一弾「ROAD TO MACHAAKI」遊んでみてください。
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★遊び方
タイミングに合わせてボタンをおすだけ。 レベルクリアーごとに難易度が上がっていきます。 徐々に集中を高めていかないとなりません。 目的は最後のレベルをクリアーしてマチャアキの称号をもらう事!
意外と一発できちゃった
実際のテーブルクロス引きは おもったより簡単にできました。引くときに躊躇さえしなければうまくいくようです。 周りの人間は絶対失敗すると思っていたみたいですがやっている本人はなぜだか自信満々でした。
ゲームのほうは緊張感あふれる内容になりました。みなさんいかがでしょうか? マチャアキになれましたか?