お菓子のヨックモックってなんとなく海外生まれだと思ってたんだけど、実は純国産のお店でびっくりした。
そんなふうに、海外発っぽい日本生まれのお店って結構多い。
ひとつずつ調べてびっくりしてみました。
まずサマンサタバサ
「Samantha Thavasa」。女性向けの鞄とかを売ってるお店で、なんとなく海外生まれだろうと思っていたら日本の東京都港区の企業だった。
なんでそう思ったかっていうと、アルファベットで創業者のフルネームっていうパターンの海外ブランドをよく見るからだ。
「MARC JACOBS」「kate spade」「Samantha Thavasa」と来て、最後だけが架空の人名なのだから油断ならない。運営企業は「サマンサタバサジャパンリミテッド」。すごく外資の日本法人ぽいけど、純粋な日本企業なのでした。
つづいてヨックモック。
デパートのお菓子売り場でよく見かけるヨックモック。チョコクッキーがすごくおいしいんだけど、これも東京都千代田区に本社のある企業なのだった。
「YOKU MOKU」ていうひびきがすごく北欧ぽいじゃないかと思っていたら、スウェーデンのJokkmokkという町が名前の由来なんだそうだ。
つづいては「マークスアンドウェブ」。デパートでよく見かけるスキンケアのお店で、石けんとか化粧水とかを売ってるのでお客さんは主に女性。
でこれも「P&G」とか「Johnson & Johnson」とかの名前の印象から勝手に海外ブランドかと思ってたら、東京都目黒区の会社なのでありました。
次は毛色がちょっと変わってハーゲンダッツ。
海外生まれなのは確かとしても、きっとドイツとかベルギー生まれとかかなーと思っていたら、実はアメリカ生まれだったんですね。
高級チョコレートのイメージを出すためにヨーロッパっぽい造語にしたんだとか。そうだったのか。
ミュージシャンとの違い
先に進む前に、ミュージシャンとの違いをまず考えておきたい。
日本の音楽業界は「グループ名がL'arc en cielで、ボーカルはhyde、曲はwinter fallです」みたいに名前がほぼアルファベットのことが多い。
それでも混乱しないのは、顔を見れば一目瞭然に日本人だし、歌詞もサビ以外日本語だからだ。
でもお店はスタッフが日本人だからといって日本生まれとはいえないのが難しい。
新宿ルミネで傾向を調べる。
じゃあいったいどうすればいいのか?
まあどうもしなくていいんだけど、なんとなく傾向を調べてみよう。
新宿ルミネ2の2階には約60の店舗が入っている。そのほとんどが「JILL STUART」「aquagirl」などアルファベットの名前だ。
いったいどれくらいの割合が海外生まれで、日本生まれなのか、フロアマップの白地図に塗り分けてみよう。