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ロマンの木曜日
 
ニューじゃないほうに注目する

国内はどうか

つぎは、国内の新駅の問題を考えてみたい。

既存の周りに別の駅ができるとき、それが元の駅に近いと「新なんとか駅」になることがある。たとえば大阪駅と新大阪駅とかだ。ここに微妙な問題がある。

これは大阪駅(「新しい大阪駅がスゴすぎてゲームのよう」より)

新しい駅がもとの駅に近すぎる場合、そもそも駅は作られないか、同じ駅名になる。だから新駅はある程度離れる必要がある。

いっぽう、新しい駅がもとの駅から遠い場合、それは違う駅名になる。だから離れすぎてもいけない。つかず離れずの距離の限界をあるはずなのだ。

そこで、新のつく駅名30個をピックアップして、元の駅との距離を調べてみた。その結果がこれだ。

新旧の駅の距離の順で並べた(単位はメートル)

新のつく駅ぜんぶを網羅しているわけではないが、それでもある程度の傾向は分かりそうだ。

まず、新駅は元の駅から2kmから4kmぐらい離れていることが多い。「まちがって新川崎に降りると川崎まですごく遠い」という記事が当サイト内にもあるが、その直線距離はだいたい3kmであり、じつは普通のようなのだ(ただし歩くと6kmかかる)。

一番近いのは東京の御茶ノ水駅と新御茶ノ水駅。それらの間は280メートルしか離れておらず、ていうか出口同士だとほんとに隣り合っている。

御茶ノ水駅を出ると、

そこには新御茶ノ水駅の入口がある。

そして一番遠いのは山口駅と新山口駅で、その距離なんと約12kmである。


より大きな地図で 山口と新山口 を表示

これは理由があって、もともと小郡駅というまったく別の駅だったものを、新幹線が停まるようになったのに合わせて新山口駅と改称したからだ。

上のグラフでトップ3つの新山口、新倉敷、新下関はどれも新幹線の駅だ。地方の新幹線がらみの新駅は遠くなり、都心の新駅は近くなる。そんな傾向がありそうだ。

次の興味として、新駅の開業までにどれくらい時間がかかっているか?というのもあったので、それも調べてみた。簡単に紹介したい。

新駅開業までの年数の順で並べた
こちらは10年から100年まで面白いようにばらけた。グラフの右端で名前が出ていないのは新川崎駅で、川崎駅の開業から108年後である。

新三郷駅は三郷駅のわずか12年後の1985年に開業している。これはたぶん、1973年に始まった三郷団地の入居数が増えてきたことが影響しているんだろうと思う。私も三郷団地に住んでました。



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