No.74 かっこいい肩書き、１級葬祭ディレクター

葬儀屋のウインドウに「労働省認定　１級葬祭ディレクター」の文字が見えて思わず立ち止まった。僕が好きなサスペンスドラマ、「赤い霊柩車シリーズ」で良く聞くフレーズだからだ。ドラマの中で、大村崑さん扮する秋山専務は、自分が１級葬祭ディレクターの資格を持っていることを度々アピールしている。

１級葬祭ディレクターというのはドラマの設定上の話で、本当はそんな資格はないんじゃないかと思っていたが、本当にあった。この葬儀屋さんに、秋山専務のような人がいるのかもしれない。

調べると、葬祭ディレクターには１級と２級があって、２級だと個人葬をプランニング出来て、１級は社葬までを扱えるらしい。葬祭ディレクターの難易度は、

「1級、2級いずれにおいても半数以上が合格する試験であり、しっかりと勉強していれば合格できる難易度といえるでしょう。」とのことでした。