「やきとんを食べに行きたいが、私の知ってる店は、どこも煮染めたように小汚く、とても一人じゃ入れないようなところばっかりだ。女友達を誘うのも気を遣う。困った」

そう思っていたある日、飲み会でデイリーライターの工藤さんが隣に座りました。工藤さんは室蘭の出身であり、室蘭といえば「やきとり」に使われる肉が「豚」なことで有名です。ああそうか、工藤さんに聞いてみればいいのかも。「どこか、オススメのやきとん屋ってありませんか？」「あります」

即答でした。さすがです。さっそく連れて行ってもらいました。ビールケースが２個積み重なったものがテーブルで、どんなに撮影に気を配っても光量が足りない写真ばかりが撮れる店内。…そうです、私が理想とする、やきとん屋そのものです。

とにかく「うまい！」「臓物が特にうまい！」を連発しながら、全種類（カシラ、ハツ、レバー、シロ、つみれ、タン、コブクロ、ナンコツなどなど）制覇しました。さすが全国から寄り集まったデイリーライター、いいところを知ってらっしゃいます。心強いったらありません。 ( 2006/12/17 00:54:00 )