高速道路を走るのは爽快ですが、有料道路である以上は料金所を通過しなければなりません。
それまでどんなに気持ちよく流してきても、一旦停止して料金を支払っている間に気分的な流れは断ち切られてしまいます。 ETCを装備すれば一旦停止をしなくてもよくなったとはいえ、通過する瞬間にあのバーが本当に上がるのかどうか、今度はギリギリまで緊張を強いられるようになりました。
このようにドライバーから見てあまり印象の良くない料金所ですが、単純に景色として見た場合はどうでしょうか。
昼間の料金所は無機質で埃っぽい印象です。同じ形のレーンが並ぶ連続性は面白いですが、それ以外に見どころは探し出せません。 ところが、夜は一変して明るく清潔な雰囲気に包まれます。入口の信号もまばゆく輝き、ドライバー達を夏の虫のように吸い寄せます。この美しさなら観たい、行きたい、お金を払いたい。そんな時はここを目的地としてドライブに出かけてみるといいでしょう。
これぞまさに「夜のお仕事」のマジックです。 お金を払って外に出てから振り返ると、そこに見えるのは次のドライバーの相手をする後ろ姿というわけです。 ( 2007/01/25 11:00:00 )
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