このクラブ活動も大詰めを迎えてきたところで、初心にかえって身近にありながら美しく変身するものを撮ろうと思いました。
多くの人で賑わうデパートの一角にあって、昼間は真っ暗でむしろ不気味さすら感じさせる非常階段。 夜になって店舗の営業時間が終了すると、満を持して主役の座に躍り出ます。 明るい蛍光灯に照らされて浮かび上がった規則正しく並ぶ階段は、万が一の時の安心を約束する一方、裏ぶれた非常階段側の路地周辺の治安維持にも一役買っています。
しかし、このビルではどうやら従業員が全員退社した時点で非常階段の電気を消灯してしまうようです。 ある種、活動時間限定の正義のヒーローと言えるかも知れません。 ( 2007/01/30 11:00:00 )
|