(前回の続き)
こちらはフンドゥアンというエリアのハパオ村にある棚田。 麓から山頂付近にまで棚田が続くバダッド村の棚田とは違い、 ハパオ村の棚田はわりと傾斜が緩やかな川沿いの部分にのみ広がっている。
バダッド村は山道を歩かなければ村にたどり着けなかったが、 こちらは村まで車道が通っているので歩かなくても行くことができる。 しかしまぁ、その車道というのも雨が降ると土砂が崩れて通れなくなってしまうような道なのだが。
棚田というのは素晴らしい。農耕民族が生んだ奇跡の技術と言えよう。 中国雲南省のベトナム国境近くにはこの規模のさらに上を行く棚田があるらしいが、そちらもいつか行ってみたい。 もちろん、稲作文化の盛んな日本にも棚田は数多くあって、西日本のものなどは石積みでとても美しい。
いささか階段部の趣旨から外れているような気がしてきたが、まぁ、そんなことはどうでも良い。 いっそのこと階段部ではなく棚田部とかにしてしまいたいくらいだ。 次回は千葉県南房総の大山千枚田か。それとも長野県姨捨の田毎の月か。
……あ、いや、ごめんなさい。やっぱり階段部続けます。もう少し。 ( 2008/09/26 16:00:00 )
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