那覇ハーリー
「ハーリー船に乗ってきた」(安藤昌教)より
沖縄のゴールデンウィークの一大イベント「那覇ハーリー」。他の地域で行われるハーリーとは異なり、観光イベント的な要素が強い。 そもそもハーリーというのは、爬竜舟競漕の方言読みで、竜の形をした船を櫂で漕いでその速さを競うレースのこと。先にも書いたように「那覇ハーリー」はほかの地域で行われるハーリーと比べ観光イベントの要素が強く、会場には沖縄屋台が並んでいる。 レースで実際に使われる爬竜舟は、42人乗りで重量は堂々の2.5トン。他の地域のハーリーで用いられる船はサバニと呼ばれる漁船で、漕ぎ手も10名と少ないらしいので、この爬竜舟のサイズとでは子供と巨人くらいに差がある。レースは往復650メートルで、速いチームだと約5分くらいで漕ぎきる。
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