タメ年、先輩、後輩を区別する学年計算。時には生まれた日の間隔に関係なく上下関係が決まったり、社会に出てもわりと重要に使いますよね。
日本では「その年の4月1日に何歳であるか」で学年が決まります。
例えば小学校1年は「その年の4月1日に6歳」の子どもたち。4月1日生まれの子が3月31日生まれと同じ「早生まれ」であることは知られていますが、これは4月1日時点ですでに7歳のため、繰り上がって2年生となるから。
さて、保育園などでは未就学児も4月1日起点でクラス分けをします。その年の4月1日に0歳の子どもは「0歳クラス」です。つまり、4月2日には年齢的には1歳になる子も学年称では「0歳」になるわけです。
ということは、その年度の4月2日以降に生まれた子どもは何クラスなるのでしょうか。
なんと0歳の下に00歳(ゼロゼロ歳)という呼び方があるんですね。
とはいえ保育園には00歳用のクラスを開設するケースは少ないため、もし入園するとしたら「0歳クラス」に入るようです。その子は翌4月1日以降次の1年も「0歳クラス」に在籍します(4月1日の時点でまだ0歳なので)。
不可抗力的に留年するってことですね。あ、じゃあお腹のなかの子には「000歳クラス」がいるってことかあ。
以上、保育士さんに聞いた情報でした。